yoshinori ARA

36歳。北海道公立高等学校教員。家庭科。管理栄養士。サッカーB級コーチ・3級審判員(2…

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36歳。北海道公立高等学校教員。家庭科。管理栄養士。サッカーB級コーチ・3級審判員(2級チャレンジ中)。

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34歳、note始める。

 私は北海道の公立高等学校で教員をしています。教科指導、分掌業務、部活動指導等をする「普通の先生」です。世間的に見て珍しいことと言えば、男性で家庭科教員をしている、管理栄養士免許を取得しているということでしょうか。運動部顧問ということもあり、完全に体育科教員のような風貌です。  今更な感もありますが歳を重ねた節目、「何か始めたい」「担任を持たなくなって自分の思考のアウトプットが減ったこと」。アウトプットが減ると同時にインプットも少なくなっていることに危機感を覚えました。何か

    • 2021年を振り返る。

       2021年、全くと言って良いほどに投稿せず、1年を終えました。  それだけ多忙な一年だった、と言っても過言ではないのですが、怒涛ともいいえる1年を振り返り、2022年こそは自分を変えられるようにと記しておきます。  コロナ禍と言われ久しくなって参りましたが、昨年は、様々な事柄で前進を感じていました。例えば、卒業式でも「生徒、教職員のみ」から「ネット配信」へ。入学式では「保護者2名までの参列可」となり、また、インターハイの実施、学校祭の実施と、2020年にできなかったことが

      • 2021年。

         新年あけましておめでとうございます。  34歳になったことを機にアカウントを取得するも大して更新できず、今年こそは!と決意を新たに頑張ります。今年は35歳になります。  2021年。あと3ヶ月もすると勤務校での2年が終わり、4月からは3年目のスタートです。サッカー部は自分が入った年の1年生が3年生になります。前任校で先輩が言っていましたが「3年目が勝負」「3年やって結果が出なかったら、やり方を変えなきゃダメ」とおっしゃっていました。今ならよく分かります。それなりに指導に関

        • 私はシンデレラ。

          あなたの魔法が解けたのはいつですか? シンデレラは0時に魔法が解けてしまいました。ガラスの靴が脱げてしまって、その後、王子が見つけてくれますが、現実では、その王子がいない人が大多数です。 しかし、どうでしょう。王子がいたとして、その王子の気持ちを射止めることが、今の自分に出来るでしょうか。 自分の置かれた状況を悲観し、誰かの助けをただ待ち続ける。果たしてその人に素敵な王子が惹かれることはあるのでしょうか。 チャンスが来ても準備ができていなければ、王子を射止めることはできないの

        • 固定された記事

        34歳、note始める。

          高校サッカー選手権。

           全国高校サッカー選手権の地区大会に参加し、1ー3で初戦敗退となりました。  対戦相手は、つい2週間前に5ー3で勝った相手。一発勝負のトーナメントは「何が起こるか分からない怖さ」があることは重々、承知していたはずですが、どこかに私も選手も慢心があったのだと思います。  元サッカー日本代表監督イビチャ・オシム氏は  「サッカーは人生の縮図である」  と、表現しました。この表現、とても好きで、卒業するサッカー部の生徒には必ず贈る言葉です。  サッカーは一瞬、一瞬、状況が目まぐ

          高校サッカー選手権。

          学校再開から夏季休業へ

           5月末からの分散登校を経て、6月より通常登校となった学校は多い。  そして8月から短い夏休みに入っていく。しかしながら、一部の学校は8月も授業を実施していくらしい。  再開された学校の様子は一般的に知られないところではないだろうか。学校においては外部からの訪問者は少ない方がありがたいし、生徒とも接触をして欲しくないというのが本音だ。それ以外で授業はどうなっているの?という疑問を持つ人は少なくないと思う。授業にフォーカスして紹介したい。  私は、家庭科を教えており、座学以

          学校再開から夏季休業へ

          部活動、再開。

           新型コロナウイルス感染症による臨時休業が、分散登校を経て終わりました。そして、6月から通常登校へ。日常的に生徒も教職員もマスクの着用が必須であり、昼食は向かい合わずに食べるなど一定の制限がありますが、いよいよ日常が戻ってきたな、と言う感覚です。  当然、部活動も再開しました。高校サッカーは夏のインターハイ、冬の選手権が二大大会です。そのうちの一つは中止になり、3年生はここで引退するか、選手権まで残るか、の選択を迫られます。私としては「選手権までやってこそ、高校サッカー」と

          部活動、再開。

          できることを。

           北海道の高校3年生にとって、今年は試練の年となった。  多くの学校は9月末までの学校祭等の行事を自粛という通達に従って、相次いで中止の判断となるはずだ。多くの生徒は6月までの大会で完全燃焼し、7月の学校祭を謳歌して、夏休みに入るまでの期間で受験生になっていく。その大会と学校祭がない、今年。どのようにして前を向くべきなのだろうか。  学校の先生という立場からすると、「仕方ないのだから、次にいくしかない」という進路指導へ向かう姿勢を促さなければならない責任と「どうにか最後に形

          できることを。

          部活動。

           先月末、全国高体連がインターハイの中止を発表。それに続いて高野連も夏の選手権大会(甲子園)の中止を発表した。これに伴い、ブロック大会や都道府県大会、地区大会が中止となった。本当であれば、北海道では各支部予選がスタートしている時期だ。  高校3年生にとって、この中止は大きすぎる試練だ。ただ単に「3年間頑張ってきたから」という事ではなく、高校卒業と共にこれまで取り組んできた競技を辞めてしまう生徒が大半という事実がそう思わせる。完全燃焼する場を与えられず、でも感傷に浸る間も無く、