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『フィールドワーク』

ドリアンパン学校に入学して、はや二か月半。
それぞれのワークで、自分の考えや生活を振り返り、これからをイメージしながら受けたもうする日々。そして、先日のフィールドワーク、今までで一番考え込んだワークだったかもしれない。

★フィールドワークの量=説得力
★説得力はパンの味を決める
★説得力は戦いの輪から抜けることができる

「今までの人生でやってきたフィールドワーク、冒険の歴史について振り返ってみる」

今までの人生思い返してみたのだけど、目的をもって何かをしようとか、旅に出ようとか、そういう経験が浮かんでこない…ない…ない…ない…私は今まで何を考えて生きてきたのかと自責の念にかられる。
子供の頃は意識していないだけで誰しもが冒険心は高いものだと思っている。私も自然の中でたくさん遊びまわった。両親共働きでおばあちゃんっ子だった私は、電車の乗り方すら分からない幼少期に一人バスと電車を乗り継ぎ、親切な大人に助けてもらいながら母親の職場まで会いに行った記憶もある。思いおこせば素直に好奇心の塊りだった。
大人になってからというもの、私は看護師としての経験がほとんど、いやそれしかなかったので、そこのルーツを辿ってみたら何か見えてくるのだろうか…そう思いながら振り返ってみた。
将来安定と言われ、いざ看護師の道へ、そして今の職場に就職した時のことを思い出す。今の職場を選んだ理由は、学生時代の実習先だったというのもあるが、実習中にある看護師さんの印象が強かったこともある。その看護師さんは患者さんに対して真摯に向き合い、やさしく、学生に対してもそうだった。それがかっこよく見えたのだろう。印象的だったのを今でも覚えているのだが、これによって初心を忘れるなという説得力なのか?ん〜なんか違うような気がする…と思いながら、その先のことを思い返すものの、その後はめまぐるしく変化する医療現場、そういう初心を置き去りにして、このままでいいのだろうかと悶々としながらも、立ち止まることはできず、仕事に対する不平不満を抱えながら日々が過ぎていったとしか言いようがない。
本の冒頭にもあるように、不平不満を抱いていると自分本位になり、周りが見えなくなる。
まさにそう。そして、楽しそうに振る舞っていても表面だけの楽しいで心から楽しめていなかった。感情が乏しかった。
ふと立ち止まった時には、体も心も疲弊し、自分の将来に対しての不安が一気に込み上げた、と同時に体調を崩したのだ。
それが今までの人生における最大の大惨事です。
そこからこれからのことたくさん考えるようになった。早くこの状況から抜け出したいと、勇気を出してパン学校に応募した。でも今すぐには変えられる状況ではないと分かっていて心の中で葛藤していた。

その学校での先日の授業、フィールドワークのことで頭いっぱいの中、ふと本屋に立ち寄り買った本がある。
"1%の努力"という本。
活字が苦手な私が本を買って読んだ経緯についてはまたどこかで。
この表紙、逆を言えば99%は努力しない?
最近、学校で学んだ余力を残すということに徹底していた私にとって、そのワードが引っかかったのだ。この本、毎日楽しく暮らすことや人生を生きやすくするヒントが書かれていると、今の私は解釈した。

そして、この本を読んだ上で今回のフィールドワークの授業を通して感じたこと。

私の頭の中は"人生楽しむためには"というワードにフォーカスされていた。
私は看護師という職業、職場や現場のせいにして、この状況が変われば人生も変わるのだと思っていたことに気づいた。そしてそれが違うことにも気づいた。自分がただ楽しめていないだけ。
一歩引いて見てみればすぐに分かることかもしれない。それが私には見えていなかったのだ。
状況が変えられないのであれば、その状況を楽しむ。これから先、やりたい事だけやれるなら、楽だし楽しいかもしれないけど、そればかりではないし、説得力がなくなる。
いかなる場でも、生死をさまよう状況じゃない限り楽しむことはできる。楽しむ心が大切だということが分かった。
その場その場を楽しむことができれば、もっともっと感情や暮らしを豊かなものに変えることができるのではないかと思った。


結論:
仕事でもなんでも楽しむ心を大切にする。
楽しむ努力をする。

そのためには、
①全力で余力を残すこと!
②ゲーム感覚も一理あり(陰陽の法則を意識して日々過ごすとか)
③自分のタイプを知り受け入れる
(例えば、夏休みの宿題を先に終わらせて遊ぶタイプなのか、思う存分遊んで最後に残すタイプなのか、コツコツ終わらせるタイプなのか、美術や工作系を真剣に取り組むタイプなのか、など)
④1週間のうち新しいことを1つあげる。(新しい人や食べ物に出あった、新しい概念を知ったなど些細な事でもok)パターン化したら次へいく。

これは今の私の暫定1位。

今はとっても調子がいい。
さぁ、これからは自分を受け入れ周りも受け入れ、心から楽しむ旅をしていきたい。

まだまだ修行中の身です。

長々と読んで頂きありがとうございます!

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