《itoする石のお便り》のはじまり
ある日 わたし itoしました
いびつなわたしのままで
なにもない
手ぶらでからっぽのわたしのままで
いのちといのち
粒と粒
点と点で
つながりひびきあいたい
………..
もう それだけでよくない?
それ以上のゆたかさやよろこびってある?
なにをもってるとか
なにをしてきて いまなにをしてるとか
おおきいちいさい
はやいおそい
つよいよわい
どこにすんでて
結婚してる してない
こどもがいるいない
いま何