旅と日常の、おいしい時間

今までの旅の記憶や日々のことを残そうと、noteをはじめます。

ただの日記になってしまうのもなと思ったので
”食” を焦点を当てながら、

旅と日常の、おいしい時間

をテーマに、振り返っていこうかなと思う。


どうしておいしい時間なのか。

それは、自分にとって大切にしたいもので、日々の原動力だから。

食べることが好きで、「食」そのものに関心があると思っていたのだけど、実はすこし違ったのだと、ここ1年くらいではっきりした。

自分はどんな時に、嬉しい・楽しい・悲しい・苦しいと感じるのか。自分がどう在りたのか?というこをとことん考えるようになって、素直に気持ちに向き合うようになったことで気付いたこと。
「自分のこと知る」
分かっているようで、実は全然分かっていなかったなあと。分かっていないというよりも、見えないふりというか、気持ちに蓋をするような感じ。

私が日々大事にしたいのは「食」そのものよりも

好きな人たちと過ごす、穏やかな時間

なんだと思う。

普段のなんてことのない日でも、いつもと違う特別な日でも、旅先でも、大事にしたいのは、そこに流れる穏やかな時間。みんなが安心できる場所だったり、自分らしくいられる空間だったり。

そしてその中に「食」は欠かせなくて、
食べることは、共通して喜びを感じられるものだと思う。
いつ、どこで、どんな空間で、誰と、どうやって、どんな雰囲気で食べるのか。
おいしいものを、最大限おいしいと感じられるようにしたい。

その時々の気分や体調によっても違うと思う。
風邪をひいているときは、
最高級の素材でプロがつくる手の込んだ料理よりも、お母さんのおかゆの方が数百倍おいしいし、元気が出る。

届ける相手を思い浮かべながら、丁寧にごはんを作る時間。
つくりてさんの想いを直接聞いて、素材に向き合う時間。
旅行に行ったらどこで何を食べようか、計画を立てる時間。
友達と将来について真剣に語りながら、好きなものを食べる時間。
野菜を育てて、収穫して、お店に並ぶまでの時間。
おばあちゃんと台所に並びながら、おはぎの作り方を教わる時間。
外出自粛の中、少しでもおいしいごはんを作ろうと工夫する時間。


その先にはいつだって誰かを想う時間がある。

そういうことを大事にしたいなと思うのです。

そんなわけで、前置きが長くなりましたが
旅の記録と、おいしい時間の記録をはじめます。

あ、あとはこれを読んでくれた人がいたとして、
その場所や食に興味を持ったり、行ってみようと思うきっかけになれたら、そんな嬉しいことはない。

そんな些細な願いもありつつ、

自分と向き合いながら、自分のペースではじめようと思います。

 


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