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【心理学部教員がnoteをはじめた理由】

はじめまして。大学で心理学部の常勤教員をしながら、(株)けいえいまちという会社を経営している吉川です。サムネイルは、弊社で催事出店するカレーです。

noteの右も左もわかりませんが、書くのも大嫌い、前に出るのも嫌いなのに、「書いて」「前に出る」にはわけがあります。まずは、理由を書いてみます。

①大学教員である限り研究をする(業績をあげる)ことが使命だから


まず、書かなければなりません。
4月から大学教員2年目になりますが、業績の種すら撒けていません。
では、すぐに論文を書けるかというともちろんそれは難しいので、まずはワーキングペーパー以前のものでもnoteに書き連ねようと思います。
突然査読論文が書けるようになるわけもないので、とにかく、地道に書いて昇華させることを目指してみます。


②アウトプットをしないと学びが追いつかないから


上記もあり、もちろん学びのスピードをあげなくてはなりません。
学習者が情報を効果的に記憶するには、アウトプットはもちろんのこと、そしてそれをきっかけに他者にお伝えする機会をもつことです。有名なラーニングピラミッドもそうですし、精神科医の樺沢紫苑氏の『アウトプット大全』でも、生産性を高めるために、まずはアウトプットが必要だとしています。
特に心理学部で教鞭をとるものの、わたしは商学の専門家です。心理学の学びを急ぎ進めなくてはなりません。

③裸の王様が嫌いだから


仕事柄これまで数千にの経営層の方々にお会いしてきましたが、経営者や、それに増して大企業で昇進する多くの方が裸の王様になっていることに気付かされました。
従業員や部下、下請けや仕事がほしい取引先は、みな「いい顔」をします。ハラスメントがあっても、(内心はバカにしながら)みな笑顔で接しています。わたしも会社の代表をしていますが、ロシアや北朝鮮などのトップと同じではないか。そうはなりたくない、と。
学術の世界でもは批判的方法論というものがあります。語弊を恐れずお伝えすると、批判を受け続け、批判がなくなればそれが真実だ、ということです。
「STAP細胞はあります」(古い)と言って、その場で見せれば批判はありません。それは(ほぼ)真実です。ですが、特に社会科学や人文科学では、モノをなにか提示できるわけではないので、批判にさらし、真実を追い求める作業が必要となります。
ですので、みなさま積極的にご批判くださいますと大変ありがたいです。同業のなかでもかなり口が悪いほうですが、今や面と向かって批判をしてくださる方も少ないです。
ただ、そこでとても大切なことは、方法論の理解が浅いと、自分の価値観のなかで一生懸命マウンティングをして、ヒトを言いくるめようとしてしまいますが、決してそれがwell-beingに向けた批判ではない、ということはお伝えしておきたいです。その姿勢がない方のご批判はどうしても聞き流します。

④日本に自分しかいない立場で発信するのは義務と感じたから


たとえば、経営コンサル会社を経営する、カレー屋の心理学部教員がまず日本にいないのではないかなど、言い始めるとキリなくいろいろあります。
特に経営実務をしている立場から、心理学の知見があまりに活かされていないと感じています。
そもそも、経営学部を卒業したら経営ができるわけがないんです(冷静になるとこんなに無意味なことはないのですが)。
ただ、心理学部に来てすぐに感じたのですが、経営学より、心理学学んだほうが、ビジネスの世界で効果的に生きていけるのではないか、と。ビジネスは、組織やお客様、すなわちヒトの理解がすべてではないか、と。

⑤そのほか


書き出すといろいろ思いつきます。
けいえいまちには従業員が10名程度います。彼ら彼女らを幸せにする義務があるなか、わたしが教員に専念しなければならず、不在でも収益確保できる、書くことに関わるビジネスモデルも必要です。
あとは、事業者の起業の支援をすることも数多くあります。そのときに「書く」力が高い方には、noteなどで書き溜めて発信してみてはどうか、とお伝えすることがあります。…お前がやってから言えよ、と、いうことでやってみます。

失敗することが最大の学び。
とにかく、書き続けることで、単位あたりの書くコストが逓減していく(生産性が上がる)んだろうな、と。

連動してtwitterなどもがんばります
https://twitter.com/y_44111
https://www.facebook.com/yusuke.yoshikawa.37


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