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ADHDとASDは併発するのか?という疑問

私はADHDという発達障害がある。同じADHDの女性について書かれた記事を発見した。

わかるなぁ。という点と「????」という点がある。

興味のあることとないことの差が激しい、人の顔や名前が覚えられない、友達がいない、というのは同じだ。

でも、「人間関係で傷つかない」「昆虫の分類と同じ」と言い切る感覚はよくわからなかった。

本文の中に「彼女はADHDとASDとのハイブリッド型ではないか?」と書かれていた。

私の場合は「ADHDのみ」の診断が出ており、ASD傾向の有無を調べる検査では、ASD傾向がかなり低かった。

なので、同じ発達障害でも、人間関係そのものに興味が薄いと言われるASDの感覚は私にとって理解し難い。

そもそも、ADHDとASDは併発するのかという点については、以前は併発しないとされてきたようだが、2013年に診断基準が変更され併発診断されるようになったと聞く。

ただ、一方でADHDとASDは脳の回路に相容れない違いがあり、併発することはない、という見解もあるようだ。

私の個人的な感覚としても、れを支持していて、併発しないのでは?と思っている。

ADHDとASDの併発は、社会で表面化する困りごとが類似しているので併発しているように「見える」だけであって、その「困り感」の根本原因になる脳の回路自体は全く異なっている、という説が私の感覚だ。
(あくまで感覚です。)

ゲノム解析レベルでもいろいろと研究されているようですが

まだまだわからないことが多すぎるみたいですね。

「遺伝的共通性」と言っても、ADHDとASDの構造が似ているのか、ただ単に「定形とは違っている」という意味で似ているのか・・・。

全然結論が変わってくるわけです。

研究が進んで、私達がどのような仕組みで定形と違っているのか、その「仕組み」の解明が進んでいってほしいと思う。

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