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適応障害になった話#2 違和感や異変のこと

こんばんは。カメラマンMです。

さて、第1回に続いて私が適応障害になった話の続き。今回は、私の身体症状について書いてみます

回想:目的のない仕事に追われる日々
2023年の11月ごろから、通常の仕事に加えて、会社が取り組みたい新しいこととか色々なプロジェクトに組み込まれて、多忙を極める日々が続きました。

そのうちの特定の業務は私の得意が活かせず、不慣れでノウハウがない仕事。おまけに、上層部が好きという理由だけで取ってしまって、それを丸っと投げられた形でした。

私「この仕事の目的が分からない」
上層部「いい感じに終わらせてくれ」
このような感じで、とてもストレスでした。

日頃やらない業務で周囲のサポートが薄い、でも期限もあり、残業代は出ないが連日残業せざるを得ず、時々休日出勤。こんな日々が3ヶ月ほど続いたのです。

①最初は気が治らないことだった
「なんか変だな」と感じ始めたのは、どんなタイミングでも、その業務が頭から離れず、心配事やタスクに気を取られて、休めている感じがしなかったこと。
でも、「まあ、色々あるし。自分は気にしすぎるからな。」くらいでやり過ごしていた。

②次に不眠と眠りの浅さが現れる
日曜日の夜に、いつもの時間に横になっても、目が冴えてしまい眠れない。部屋の微妙な明かり(空気清浄機の小さなLED)の光が気になる。眠れても、朝4時とか5時で当然睡眠不足、そのまま仕事へ。
ここくらいで、「ん、なんかおかしいな。」と気がつき始める。

③動悸がする
先ほどの不眠に加えて、ベッドに横になると、妙に自分の心臓の音が響いて聞こえる。「トクントクン..」なんか早いテンポで。そして、気が立ってしまい眠れない。特に日曜日の夜、次の日タスクが溜まっている前日とか特に。
さすがに、「あの仕事が明日も待っている。はあ、また追われるのか。」と不安や抑うつ症状も出てきた。

④朝がしんどい
当然と言えば当然ですが、不眠と寝不足から、朝が起きれない、しんどい。とにかく身体が重い。幸いリモート勤務も可能だから、打刻だけして、朝礼はスマホで音声だけ聴くなどで、やり過ごしたり。最初は月曜日だけだったが、これが毎日のように続くようになる。
「仕事しんどいかもしれない。でも、少しゆっくりしたら動けるから、そうしよう。午前の分残業すればいい。残業代出ないけど。」と割り切ったりしていた。

⑤タバコと、特にお酒が増える
タバコもお酒も両方やってますが、特に飲酒量が増えましたね。眠るために飲んでいたはずが、帰宅後から寝るまでに間に仕事を忘れるためにとか。そうしないとやっていられないと。500mlの度数7%とか9%のチューハイやハイボールを1日2-3缶毎日。空き缶も捨てるのがめんどくさく、家中に空き缶が転がる始末。ほぼ、依存症に片足突っ込んでいました。
会社の同僚と飲みに行っては、ひどい飲み方をして二日酔いや道端で寝たりと、荒れに荒れていた。

⑥身体のバランス感覚が変だ
歩いていても左側に寄っていくような感じでした。普通に歩いているんですが、なんか左に重心が乗っているような。車の運転も、同じように。正直、運転が負担になり、週末は車に乗らないようになる。

⑦めまいというか、頭の重さというか
なんというか、めまいがしているような、目の前がぼんやりして見えたり、そして頭が重たい。あんまり集中力が続かないようになり、タバコを吸いにいく回数が増えたりする。

だけど、週末や休みの日は普通
金曜日や祝日の前日の夜、土曜日などの仕事がない時は、普通の自分でいられるんですよね。仕事のプレッシャーとかストレスが無いから。だから「大丈夫だろう。疲れているんだ。」くらいで、やり過ごしてしまった。

⑧仕事に行けなくなる前の週は特に運転が危険だった
よく覚えていますが、前の車との距離感とか、スピード感覚が掴みにくく、妙に荒れた運転というか、自分でも「危ないな、運転したく無い。」そう思いましたが、仕事で運転しないといけない。自宅駐車場でホッとする始末。

そして、その次の週の火曜日の朝に仕事に行けなくなりました。

今になって振り返って、適応障害の本を読んで知識を入れた上で考えると、11月ごろから緩やかに、12月くらいで表面化して、年明けには身体症状も伴って、適応障害になりながら、やり過ごしたり無理やり蓋をして、仕事や生活をしていたんだなと思います。

私の場合は書いたようなことが起きましたが、人それぞれ身体症状や抑うつ気分は違うようですけども、ご自身の状態を把握したり、「自分もしかして」と心配な方は、一つの参考にしていただけたら幸いです。

気になって仕方がない場合は、予約が取りやすいオンラインの心療内科でも良いので、早めに診察を受けることを勧めます。私は、これが遅れました。

ということで、今日は私の身に起きた身体症状などを書いてみました。また次回です。

(追記)写真は、診断が出てすぐに散歩の帰りに撮った、商業施設の広い駐車場の夜です。

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