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手放す

自分を窮屈にして来たもの。

握ってたら苦しいと思えるもの。

手放す。手を緩めて手放す。


その時に、必ず大切な事が一つある。


それは、手放すものへ伝える  

ありがとう。


この、握りしめて来たものは、その時のわたしを必死で守り抜いてくれた者たちだから。


その時のわたしを、守り抜いてくれてありがとう。


だから、わたしは手放す時ものすごく泣ける。


何故、手放す時泣けるのか、これを書くまで気付けなかった。



大好きだよ、居てくれてありがとう。
その者たちにも自由をあげるように、手放そう。



わたしが握りしめていた事で、良くないものに姿を変えて守ってくれた。


ありがとう。


わたしは、わたしのままでは生きられなかった。

ありのままでは生きられなかった。


けれど、命を繋げたのは、その者たちのお陰だ。


姿を変え、わたしがしがみつけるように、しがみついてでも生きられるように握りしめて立っていられるように、その者たちは、そこにある。


もう、大丈夫。


それを持たなくても立っていられる。


だから、苦しい時、しがみついてるその者が何なのか気付いてあげられるだけでも良いのだと思う。


いつか、自由にしてあげるね。
今は、しがみつかせて。それでも、いいのだと思う。


手放してあげられるその時に、ありがとうを伝える事が出来たら、それでいいのだと思う。








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