通信制高校という選択肢
全日制というワードは知っていたものの、恥ずかしながら、ちゃんと調べるまで通信制高校=定時制高校のようなイメージを持っていた。
通信制高校ナビにとてもわかりやすい比較表が載っていたので、ちょっとお借りして、それぞれ以下のような特徴があることがわかった。
基本的には自宅など、どこでも好きな場所で学習ができ、毎日通学しなくても、各校で定められている卒業要件を満たせば卒業できる通信制高校は、不登校児にとって強い味方であることは間違いない。
実際に、娘と一緒に見学にも行き、とても魅力的な通信制高校がいくつもあった。娘からも、中学での勉強の遅れや、その先の大学進学などを考えた時に、通信制高校という選択肢も悪くないと思っている様子が見て取れた。
ただ、いわゆる学校生活というか、教室で友達と過ごしたり、放課後に部活をしたり、そういった「よくある風景」はそこには無い。
雑居ビルの中に、小さな勉強スペースがある、高校卒業資格を得るための場所
娘にはそう映ったようだった。
そこに青春は無い、と娘は言う。(智恵子抄みたい、と不謹慎にも思う)
青春も捉え方だと思うから、まったく無いことも無いのではないか、とつい大人の色眼鏡で見てしまう。
でも、きっとこの観点は娘にとって重要なことなのだとは理解しているので、娘の結論をできるだけ温かく見守ろうと思う。
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