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毎日アイラブユー


私がいつもnote記事を拝見している「おたまさん」。https://note.com/kimama_note/n/n626338934fb4

すごい。自分の記事がもとになって、こんな素晴らしい素敵な文章を書かれている。嬉しい。おたまさん、ありがとうございます!

***

今日は息子が保育園に行った。

わたしもだんだん考え方が変わってきて、行きたくないなら行かなくていいし、行きたいと思えるまで家で一緒に過ごせばいいや、と思っていた。

一応、朝食のあと息子に聞いてみる。

「今日は保育園やってる日だけど、行く?」

「行きたくない」

…ですよね。はい、わかりました。

しかし、ふと考えた。

私が登園しぶりを悩み事として抱えているのと同じように、息子もきっと、ちょっとモヤモヤしているんじゃないかな、と。

「行きたくない」という気持ちは、息子の気持ちの100%じゃないのかも?本当は行きたい気持ちも1%くらいあるのでは?

このままモヤモヤした気持ちを持ちながら過ごすのって、ずっと苦しいんじゃないかな。

洗濯物を干しながらそんなことを思いついたので、その手を止めて、息子に話しに行ってみた。

(ちなみに我が家というか私と夫のスタンスは、子どもも一人の人間として接する、というもので、言葉で伝えるように心がけている。)

わたし「母ちゃん、ちょっと思いついたことがあるんだけど。保育園に行きたくないなら行かなくてもいいよ。でも、給食やおやつを食べたり、お絵かきや工作をしたり(家に飾ってある息子の作品を見ながら)、〇〇くん(仲の良い子)と遊んだり、楽しいことも沢山あるんじゃないかな~」

この辺は、登園しぶりが始まってから言っていたことだったが、なんていうか、今日はちょっと伝え方のテンションが諭すような感じになっていた。

息子は無言で聞いていた。

わたし「誰かのことを嫌だなぁって思うことは悪いことじゃないよ。母ちゃんも、嫌だなぁって思う人はいるけど、一緒にいて楽しいなって思う人もいっぱいいるよ」

「ほんでさ、(息子)はTくん(息子が嫌がっている子)のことが嫌かもしれないけど、本当に悪い子っていないんだよ。Tくんにもお父さんとお母さんがいて、Tくんのお父さんとお母さんはTくんのことが大好きだし、(息子)にもお父さんとお母さんがいるよね?父ちゃんも母ちゃんも(息子)のことが大好きなんだよ」

息子は真剣に聞いてくれた。

わたし「母ちゃんが思ったこと、おしまい。」

洗濯物を干しに戻ろうと思ったら、息子が「保育園行くよ!」と言い出した。

「サンダル履いて~、僕も出勤する!」

なぜサンダルなのか。

「出勤」は夫がいつも出かける前に使っている言葉だ(父ちゃんは出勤しまーす、といった感じで)。

ツッコミどころ満載だったけど、出勤する気になったようなので、急いで準備をして、外靴を手に持って出かけた。

***

保育園に着くと、自分から部屋に入っていった。

今日も行かないと思っていたので連絡帳は何も書いていなかったが、先生に「息子は元気です!」と伝えて預けてきた。

息子が保育園に行く気持ちになったことももちろん喜ばしいのだが、わたしの話を真剣に聞いてくれて、多分息子なりに思うことがあったんだろうな、ということが何より嬉しかった。

わたしの話の全部が全部理解できたわけじゃないと思うが、「だいすき」だけでも伝わっていれば嬉しいよ。

人の気持ちは日々変わるので、明日はどうなるか分からない。

でも、どんな息子もわたしは大好きだし、そのことを毎日伝えてあげたい。

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