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狂気の世界が生み出される根源。無茶苦茶な政治論

下に案内する記事を読んで、感想を書いていたら、文字制限にかかってしまったのでこちらに移すことにした。


さて人々が精神と呼ぶものは、脳の意識活動の一部です。

脳の意識や認識の活動には、心理とかいうものもあります。

そこでそもそも論になりますが、有史いらいこの精神を2つに分ける概念と分類があります。

一つは科学的認識による意識(精神)です。

もう一つが、科学的ではない神秘的超自然(実際現実)的、宗教的な精神(意識)です。

下に案内する理論は最もらしい要件を挙げていますが、最後の結論でその超超・非現実に結論を持っていく、古典的騙しの理論構造そのものです。



アメリカ人とアメリカ精神世界(意識や学問理論など頭脳活動の様々な)は、ヨーロッパ的哲学の精神歴史がなかったために、時代時代に合わせてそような主観的勝手に生み出される神秘主義理論の種類や名札はいくらでも作れます。おおよそ全部がこの精神主義的思想(哲学的には観念論の主観的観念論か客観的観念論)になります。

しかしそうとは言っても、自然科学系は経済活動と軍事開発にも直接関わる精神意識=思想なので、神秘主義や精神主義では通用しませんが、こと社会学系の政治学・法学・歴史学・教育学・経営学・心理学など等は、この宗教的神秘的、超抽象的主観勝手な理論で固められています。

欧州では古代ローマの原始宗教理論の荒廃期と中世ローマ教会精神と意識の退廃期という具合に宗教的神秘主義の歴史が2度3度とあり、文化文明が退廃化して救い難い欧州(大陸になってしまい、それがあまりの狂気社会になり、それを憂いた知識人たちによって最初古代はキリスト教の国教化となり、次に中世では中東の文化興隆を導いてる根源を探求研究して、「ギリシャ哲学」の力にあることを知り、それを取り入れてから様々な科学的思潮が生まれて「ルネッサンス」運動が起こされたのです。

それに宗教改革運動の力も加わり、高利貸し商人思想や根性が承認されて近代資本主義が準備されていきました。

ところがアメリカにはその歴史が受け継がれず、ルネッサンスの外にいた英国とゆ教勢力によってアメリカ主導勢力が形成されて、そうしてゆ教勢力によって米国(政治・経済)史が刻まれてきて、現在のようなアメリカの状態(退廃と荒廃)になったのです。

プロテスタント・キリスト教も、ゆ教も、その他の諸宗教も、各精神指導者と団体も多数保存されていますが、特に民衆の中に科学的精神と思想は根付いてはいません。

米国文化を洗脳されている日本でも、その基本構図はかわりません。
しかし現神天皇主義と、それを洗脳された精神主義の反省が何よりも強かった(しばらくは)ために、また戦後憲法の民主教育(科学主義的教育理論によって作られた)の力と、あるいは宗教界の戦前中の神仏合一運動や軍国主義推奨、戦意高揚の洗脳運動により、国民の宗教権威が地に落ちていたこと、さらに手塚治虫の科学的漫画の影響もあって、アメリカより神秘主義が整理され警戒される精神文化になっていました。

だが今や、支配層の安倍担ぎ出しで極右皇軍精神論などの洗脳工作がマスコミや電網で協力にすすめられて、神秘主義精神主義が復活しはじめいるのです。

国民の意識は、自己責任論を吹き込まれたりして、現状の苦難から救われたいために、神秘的な力を信じたいし、そう信じることに決めている人が多くなっているのです。

こうした流れの中で、このような「政治論」ともならない神秘主義的「政治論」や、米国Q運動の神秘主義推進論など、様々な神秘主義が蔓延する時代が再来しているのです。

戦前の日本や欧州がまさにこういった思潮、つまり科学主義への蔑視思想、自分の頭脳で考えない思潮、諦観主義、占い神秘主義の活性、刹那主義=今だけ金だけ自分だけ、楽しんだ者勝ち思想、一発逆転・一攫千金思潮(為替株投機、ブロガー、ユーチュバー、起業)、現実逃避主義、逃避型薬物依存、買い物依存、性的快楽沈着への逃避主義、少年少女性愛者、出会い系の隆盛、耽美・性倒錯、猟奇主義、敗走敗北主義、世捨て人、引き篭もり、弱い者いじめ、売買春、自殺現象、など等が風靡していたのです。

今も電網で、人々のその考え・思考・思潮・認識・心理・精神・理論・意識・思想・哲学が溢れているのです。



参照 私のこの記事と下に案内させてもらう記事と一緒に読んで頂くと、あなたの頭の中がキレイに整理されるはずです。https://note.com/y1117259k/n/n10f6371eeb2e


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