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モリタ(ver.24)マニュアル|好きなこと

ちょっとサボったつもりが気づけば何日も経ってしまっているの、時間がバグっているとしか思えません(怠惰)。
前回からの「 モリタマニュアル」の続きです。
今回のテーマはこちら。

好きなこと

好きなことを訊かれるたびに、「ねえ好きって何だっけ」と、椎名林檎のワンフレーズが頭に流れます。

うつの期間が長いので、好きなことはよくわからないし、好きだと思っていたものが突然疎ましくなったりします。

でもある程度心身に余裕があるときに「やっぱ好きだ」と思えるのは以下です。




音楽

演奏するのも好き。ドラムと歌はたぶんずっと好きです。練習が嫌いなので一生下手の横好きかもしれません。

月に1回くらい、スタジオの個人練習でドラムをドコドコ叩いています。
疲れたらスピーカーで曲流しながらカラオケしてみたり。

上手い下手を気にせずに済むので結構楽しく過ごせる大切な時間です。
1時間じゃ短いし、2時間じゃ長い(体力的に続かない)……というのがささやかな悩みです。

聴いてて「好き」を感じるのはオルタナティブジャンルが多いです。何も詳しくないですが。
Spotifyのオルタナプレイリストを流し、刺さる曲があればお気に入りに入れる、というような雑な愛し方をしています。

最近People in the boxさんのライブに初参戦しました。上京する前から好きだったのに、実は生で観たことなかったんですよね。
バンドがメインのライブ自体、高校生ぶりに行ったので、空気感的に地元のライブハウスを思い出したりなんかして。ちょっと懐かしい気持ちにもなったのが不思議な感覚でした。
好きな曲もやってくれて、うれしかった。
行ってよかったです。

アイドルソングは一時期全然聴いてなかったけど、最近また聴くようになりました。

推しはyoumenosayさん。北郷可恩さんを前世?から推してます。天性と努力のかわいい屋さんだと思うし、まさにスーパーアイドル。
推しの贔屓目抜きにして、ライブではきゃのちから一瞬も目が離せません。

つい昨日ライブにいきました。

最近はきゅるりんってしてみてさんも気になっています。ライブ行きたい。

あと清竜人さんが大好き(ガチ)なので、竜人くんが提供した曲はだいたいどこのグループの曲でも1回は聴いてます。

やっぱり2010年代の黄金期アイドル戦国時代が大好きで、懐古厨オタク語りをたまにインスタのストーリーズで展開しています。
でんぱ組、BiS、清竜人25、わーすた、エビ中、ももクロ……今なお活躍されているグループもあるのですが、私はあの時代の空気感とかトレンドとかも含めて「あの頃はよかった……」と思ってしまいます。

ちゃんとドルオタしてた頃、めっちゃくちゃ楽しかったな。Twitterのプロフィール欄に推しの名前ばっかり並べて、「自分のアイデンティティどこだよ」って思ってしまうくらいには熱量かけてたあの頃。

これだけいろいろ書きましたが、一番好きなアーティストは昔から変わらず椎名林檎さんです。林檎班継続6年目。

長期の休みにやりたくなることが、「ドラムを叩く」と「大量の読書」なんですよね、実は。
どちらも長いこと好きな割には思うようにできていないので、半ばコンプレックスのようになっているのではないかと思います。

十数年前は、毎日1冊文庫本を読んでしまうような子どもだったんです。
高校生くらいまでは、毎週地元のイオンに入っている大きな書店に通っていました。

大学生になってから圧倒的に読まなくなった、というか読めなくなっていきました。あーんなに大きな図書館がある大学に居たのに……無念が過ぎる。
1行読むのに十数分かかるとか、ざらにありました(今もあります)。

最近はメンタルの調子いい時だと結構読み進められたりするので、読書量も一時期に比べたら増えてきました。

あと、お風呂入るときに本を持ち込んで、砂時計が落ちるまでの15分は読むようにしています。
スマホ見ているよりも精神衛生上良いので、お気に入りの習慣です。

意外と好きかも、って最近気づいたのが、エッセイジャンル。
オードリー若林さんのエッセイにはとても感動しました。
今読んでいるのもエッセイで、嶽本野ばらさんの新刊。かわいすぎて読み終わるのがもったいない気がして一時中断しています……。
読み切ってしまったら、この喚起されたノスタルジーの行き場がなくなって爆発する気がするのです。そんなのさみしくて嫌で。

シーシャ

人生1美味かったミックス

今もシーシャ吸いながらこの項を書いています。成人後からずっと好きなので……5年目?

バーテンダーやってた頃は勤務時間の関係でなかなか行けなかったのですが、今年に入ってまたちょこちょこ行けるようになって嬉しいです。

紙煙草やVAPEは吸ったり吸わなかったりなので喫煙者からもノンニコ派からも不思議がられます。
おうちシーシャもあまりハマらなかったので、たぶんシーシャ屋さんの雰囲気が好きなんだと思います。

私は、おいしいシーシャ(おいしーしゃ)と同じくらい、「作業すること」を目的にシーシャ屋さんに行きます。

見られていないと作業が捗らないタイプなのですが、シーシャ屋さんの「見守られ度」、私にとってちょうどいいんですよね。
基本放っておいてくれるけど、炭替えで「何書いてるの?進捗どう?」って仲良いスタッフさんが聞いてくれるあの感じ。大学時代、何本の課題をシーシャ屋さんで仕上げたことか……。

今でも、PC1台で済んでしまう作業はシーシャ屋さんでやってしまうことが多いです。

シーシャ自体の魅力は、「好きになんでも混ぜられること」と「食べられないものの味が楽しめること」だと思っています。

私は食感がダメで食べられないものが結構あるので(スイカとかヨーグルトとかプリンとか)、そういうのもフレーバーや再現シーシャで楽しめるのが嬉しいです。

また、こどもの頃に映画館で食べすぎて鼻血を大噴射したことがトラウマで食べられなくなったポップコーンも、フレーバーだと吸えるのがとっても幸せなんです。

以前作ってもらったキャラメルポップコーンシーシャは最高だった……。ひさびさにまた吸いたいかも。

ファッション

これまた雑な好み方をしているので、SNSや街中で見かけるファッションラバーの方々にとっては「ファッション好きを名乗るな!」という感じだと思います。
ハイブランドとかまじで全然詳しくないです。最近の動向とかも全然わからないし、デザイナーの方の名前とかも知らない。

2010年代の青文字系ファッションなら多少詳しい自信があります。
リアルタイムで原宿にこそいなかったけれど、北海道の端っこでKERAや Zipper、Gothic&Lolita Bibleをボロボロになるまで読んでいました。なんなら一緒に寝てました(=寝る寸前まで読んでいた)。

最近また私の中でロリィタファッション熱が再燃しています。

うつから回復するにあたって/25歳を迎えるにあたって自分の胸に手を当てて「本当にやりたいこと」を考えたときに、思い浮かんだのが「もう一度ロリィタになりたい」でした。

働いている間は、もちろん着るタイミングもなければ買いに行けるタイミングもわずかしかありませんでした。
そういう事情もあって、ラフォーレでBABYのブラウスをお迎えしてからそれに合わせるJSK(ジャンパースカートの略)を探しに行くまで4ヶ月くらいかかりました。
こんなにチンタラしてたら、二度とロリィタ着ないままあっという間に死んじゃうんじゃないかって自分でも思っていたくらいです。

撮影までしてもらっちゃった。


ようやく全身分のアイテムが揃ってコーディネートが組めるようになったのでしあわせ。

これからはまたアイテム収集をして、コーディネートのバリエーションを増やしていきたいです。

ロリィタのことしか書いていませんが、普段は雑食で割となんでも着ます。
でも今年は比較的ガーリーなコーディネートを好んで組むようになってるかもしれないです。リボン、フリル、チュール。

ワイ「あっ、推し色とかじゃないです青が好きなだけですすみません、、、」

今は節約も頑張っているので、この機会に古着屋さんで掘り出し物とか見つけたい。

ランジェリー

シンプルに露出の多い服装も好きなのですが、ランジェリーを愛でているのは実は話が別です。話が別なので、文量少ないながら敢えてここで書くことにしました。

あんなに繊細で美しい作品を単純にエロとしてしか見られないと悲しいです。私の身体がもっと芸術的だったら違って見えるのかしら。

美しく、なおかつ肌に1番近いところで身体を飾ってくれるランジェリーという存在がだいすき。

身体という乗り物、という表現が好きなのですが、その乗り物を強化できるものが全体的に好きなのかも、とおもいます。

リキュール/カクテル

バーに勤めていた頃は勉強も兼ねていろいろ飲んでいたので、「好きなお酒は?」と訊かれてもいまいち分かってなかったのですが。最近またはっきりしました。リキュールが好きです。原点回帰!

ハーブ系が好きだと思っていましたが、というか実際好きではあるのですが、実のところもっと幅広くリキュールを好んでいるのだと最近判ってきました。

お気に入りのバーでいただくマリエンホーフは最高以外の何物でもない。あの「贅沢してる感じ」はマリエンホーフ固有のもの。

一方ボルスも愛してやみません。
私が初めて行った/初めて働いた思い出のバーは、ほとんどのリキュールをボルスで揃えていたんです。

ケミカルさのあるわざとらしい甘味が最早「思い出の味」と化していて、ふとしたときにボルスで作ったカクテルを飲みたくなる。
「思い出の味」というか、「おふくろの味」的なポジションかも。

カクテルは好き。好きだけど難しくてうまく作れないから嫌いでもある。

完全にオリジナルで創作してると、「私は天才か?」と思うくらい好きな味のを生み出せることもあります。

ただバーテンダーたるもの、クラシックカクテルも美味しく作れなければなりません。これが難しい...…ほんとうにむずかしい。

人それぞれ、頭のなかに「このカクテル=この味」がある。しかも通ってきた道でそれぞれ微妙に違う。
完全な満足は得るのも与えるのも困難で、私みたいなペーペーはいったい何時その境地に近づけることやら……。
それでもやっぱり、何かを混ぜることが好きで好きで仕方ないんだと思います。

最近はまた、お家にあるボトルで創作カクテルを作るようになりました。

甘くて重いのが好きだから、自分でバニラビーンズを漬け込んだウォッカと、バタースコッチのリキュールと、生クリームとをまぜまぜ・しゃかしゃか……

自分のことだけを考えたご自愛カクテルを飲みながら、でもなんかふとマティーニとか作りたくなって、酔いのまわった手と舌でメイクする。
それなりに真剣に作るのに、酔っぱらっていても美味しくないのが解ってうなだれてしまう。で、もう1杯作る。

こうして宅飲みで記憶を飛ばすあほんだらが出来上がります。
……やっぱりドMなのかもしれない。根が。


香水

元々香水は好んで使っていたけど、ちゃんと情報を入れはじめたのは昨年の夏~秋くらいにお酒が飲めなくなったときからです(薬の副作用の影響で体調的に飲めませんでした。今は薬が変わってお酒普通に飲めてます)。

感覚を使ってたのしめるものが減った喪失感を埋めてくれたっていうのと、バーに行く頻度が落ちた=香水をつけられる日が増えたのが理由としてあると思います。バー行くかもってなると、やっぱり強い/目立つ香りは避けなきゃという意識があるので……バーラバーとして……。

基本的な私の嗜好として「味と香りは甘くて重いほどいい」というのがあります。
ですがある時、バイブスやTPOに合わせて香りを使い分けられるのって素敵じゃないか!と思い、そういう境地にあこがれるようになりました。

グルマン系しか興味がありませんでしたが、NOSE SHOPの「香水ガチャ」を積極的に引くようになってから色々な香りに出会えて、絶賛世界広がり中です。
今いちばんハマってるの香水ガチャかも。ミヤシタパーク寄ったら絶対引いちゃう。好み関係なく、ランダムに多様な香りに引き合わせてくれるのがすごく好いんですよ、私にとって。

今まで使用していたものに比べて軽めの甘い香りや、あまり得意ではなかったフローラル系、いまいち使いどころがわからなかったタバコ系、あとちょっとウッディな感じとか。

すぐに「これがこの香りだ」「このボトルはこんなときに使うとハマる」というのが理解できたり覚えられたりしているわけではないです。
でも徐々に言語化の仕方とかが自分なりに身についてきている……ような気がします。

以下、香りにまつわる感覚の言語化トレーニングとしてお世話になっているコンテンツです。

YouTubeチャンネルでは実際取り扱いのある商品の説明をしてくれるので「この感覚はこう言うのか」とダイレクトに学習できます。
Podcastはひたすらに興味深い。純粋にコンテンツとして面白いと思います。
香水に興味がある方には、どちらもおすすめです。


書くこと

書くことが好きだから、ここまで5000字くらい書いちゃってるってワケです。
本当に、いつも読んでくださる皆様ありがとうございます。

極まれに自分の過去のnote読んだりするのですが、改行も少なく頭のなかでしゃべってることそのまま書きなぐってるの丸わかりの記事も多くてドン引きします。(笑)

実際、今もあまりスタイルは変わっていませんが、「読み手が大変じゃないように」という気配りが発生しているだけマシになったのではないかと思っています……。

結局のところ「思考そのまま書きなぐりスタイル」が好きなのですが(書く分にも読む分にも)、今後は少しでも「おもしろい、また読みたい」と思ってもらえるように在り方をアップグレードさせていきたいです。

「理論」って嫌いなんですが、いいものを提供するための勉強と思えば苦じゃないし、続けられそう。

もっともっと、いい読み物をご提供できるようになれたらいいな。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ありすぎる伸びしろへの期待と共に、さようなら。
次回はモリタマニュアル仕事編になると思います。よろしければまた。

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