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夜型だったのに早起きできるようになったことを、過去の自分に伝えたい

私は完全なる夜型だった。

私は会社員だが始業が11:30と遅い。
10:30に家を出れば間に合うから、寝るのが2:00でも8:30か9:00に起きれば7時間程度の睡眠を確保できる。
2:00を過ぎて3:00頃になることもよくあった。
また、私はよく眠る方で10時間くらいは眠れるので、休みの日は昼までずっと寝ていた。

そんな私には気になる情報が一つあった。
それは「デキる人は早起き」というものだ。
デキる人にはなりたい。
だけど、どうしても私には早起きは無理そうだった。

寝るのが遅い、起きるのが遅い、という生活をしているとあらゆることが遅くなる。
そもそも昔から時間にルーズなのだ。

高校時代は、学校が自転車で10分の距離だったにも関わらず毎日遅刻。
もちろん先生に叱られるが、「家が近いと油断するから仕方ない」と逆ギレ。
正直なヤツではある。

社会人になってからは、ほぼ間に合うように出勤していたが、年に数回遅刻することもあった。部下が何人もいる立場になってもだ。
そんな時は全力で謝り、その日一日を浮かない表情でやり過ごす。

友人との待ち合わせにも毎回遅れる。友人は怒らないけど、悪いのはわかっているので謝る。

時間を守れないと、相手に迷惑をかける。しかし、私も遅れたくて遅れているわけではないのだ。次は間に合うつもりだったのに「またやっちゃった」を繰り返す。

そういうことを何度もしていると、結局、自分が見る自分のイメージも少しずつ悪くなるものだ。私は、自分に対して、いい加減な人、同じ失敗を繰り返す人、信頼できない人というイメージを持っていた。

改善のきっかけになったのは、5年前に参加したビジネスセミナーだった。

経営者、企業のリーダーなどいろんな分野で活躍されている方々が参加されていて、私からすれば彼らはまさに「デキる人」だった。
どの方もスマートで、「私もここに参加されている方々みたいになりたい」と思った。

彼らと話したり呑みに行ったりするうちに、気付いたことがたくさんあった。
まず、時間に遅れない。そして、絶対に忙しいはずなのに余裕がある。本当に働いているのかどうか疑わしいくらいに。
そして本を読む、セミナーに参加する、などの勉強を日常的にしている。

本に書いてあったことは本当だった!

何時に起きているか、なんて彼らに尋ねたことはなかったけれど、時間の管理や勉強の習慣など、同じようなことがいろんなビジネス書に書いていた。そして彼らはそれを実践していた。

それから私は時間の使い方を見直し始めた。
まず手をつけたのは睡眠で、睡眠時間を記録することから始めた。

今では私は5時台に起きて、
「ストレッチ5分+ジョギング30分+神社参拝しかも2か所」
「英語で日記を書く時間30分」
「なんでもいいから考える時間30分」
を確保している。

私は早起きができるようになった。
約束の時間にも遅れなくなった。

同じ自分でありながら、違う人間になった気さえする。
結局、どう生きるかは時間をどう使うかなのだ。

デキる人への道はまだまだ半ばだけれど、
過去の私に、「なりたい自分に変われるよ」ということは伝えたい。

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