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洋ロックが好きだと叫びたい

洋楽が好きだ。
特に洋ロック。

きっかけはNirvanaだった。
Smells like teen spiritを聞いて、洋ロックの虜になった。
Apple Musicのライブラリも95%は洋ロックの曲が占めている。(5%が日向坂46ということ内緒)

しかし、洋ロックばかり聴いていることは時に僕のことを苦しめる。

まずは、カラオケだ。
洋ロックばかり聴いているので、歌える曲がほぼない。

英語の歌でも問題なく流暢に歌うことのできる英語力でも備わっていればいいのだが、僕にそんな力は微塵もない。
そもそも歌うこと自体が苦手なので、その中で英語の曲を歌うだなんて至難の技である。

さらに、周りの話についていけない。
家にいるときも、通学するときもほとんど洋ロックを聴いているので、
邦楽を聴くことはテレビで流れているときに耳に入ってくる程度である。
この程度の僕が、周りの話や流行の音楽にについていけるわけがない。
僕の中で邦楽はmiwaのミラクルでとまっている。

そして一番問題なのが、洋楽ばかり聴いている通ぶってる奴と周りに思われないかという心配である。
「何聴いているの?」と聞かれたときになんとなく海外のアーティストを返事することは気恥ずかしい。
ましてや、「どんな曲スマホに入っている?」と聞かれ、
自分の好きな洋ロックの曲だけを集めたプレイリストを見せるなんて、
僕にとっては裸を見せるのと同じくらい恥ずかしい。

さらにそこで、「え?誰それ?」みたいな微妙な空気になったものなら、もうその場から全力で逃げ出したくなる。

だから、僕はいつも「好きなアーティストは?」と聞かれると
高校の時に聴いていたが、今はあまり聴いていない誰でも知っているような邦楽アーティストの名前を出す。
非常に不本意ながらも、仕方がない。
心の中では「本当はNirvana、Oasis、foo fighters、Radiohead、Blur、Weezer、Pearl Jam...etc」と永遠と唱えている。

これが洋楽しか聴かない僕の苦悩である。

そんなに悩むなら、洋楽聴くんじゃねぇ!という意見が聞こえてくるが
そんなことは重々承知である。

でもあの初めてSmells like teen spiritを聴いたときの衝撃、
OasisのLive foreverを聴いたときの胸にジーンとくるもの、
foo fightersのEverlong、Radioheadのhigh and dryから感じるエモさ、
greenday・offspring・sum41の爽快な疾走感など
ここには書き切れない、数え切れないほどの醍醐味が洋ロックにはある。

だから洋ロックが好きなのである。




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