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20230510京都に来てから一ヶ月、雑談調で近況を語っていく予定だったが…
ただいま。
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お土産買ってきた。
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どうやら、これから宴が始まるようです。
夕方に駅周辺をぶらついていると、気づけば伊勢丹の地下にある立派なお酒コーナーに身体が吸い込まれていました。
たしかに、
最近は生活も少し落ち着いてきて、お家でゆっくり、お酒でも飲む時間が欲しいなーと思っていなかったともいえないので、せっかくなので、一本買って帰ることに。
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せっかくなのでつまみは京都らしく、山椒こんぶの佃煮をチョイス。
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本当はこのクラウディ・ベイの白(ソーヴィニヨンブラン)を買おうと思って棚に近づいていったんです。しかしいつの間にか近づいてきていた、いかにも老練の師といったスタッフさんが、おもむろに友人の家で飲んだというクラウディ・ベイの赤(ピノノワール)について、あまりに魅力的に語りはじめるので……今日は赤にしました。
舌の先が触れた時の、その一瞬の鮮烈さ。
ワインの色はクリアで、むしろ薄そうにすら見える。だからこそ、じわじわと舌に染み込む凝集感のある味わいが、いっそう強く感じられた。
それが落ち着くと、今度は凪いで、ベリー系の果実味がよりどりみどりな時間がやってくる。
そして、最後にほのかに燻製のように香る一迅の風を残していった…
このまま、どこまでも行けそうだ。
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こいつと一緒に…。
京都に来てから1ヶ月。
すでにはっきりと分かったのは、ここではちょっとでも気を抜くとすぐに金がなくなることです。
曇りなき目を養っていかねばなりません。
なあ、そうだろ。
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クラウディベイ…
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