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遠北千南の近くて遠い、『バーチャル』な距離感

※まず始めに、この記事は遠北千南ちゃんを知っている前提での語りとなります。もし知らないって人が開いたらまずこれより先ににじさんじ声真似集聞いて来てどうぞ。三月末に引退するけどまだ二ヶ月は見れるからな、遠北千南は良いぞ。


 こんな記事を書く手前ズッコケられると思いますが、俺が遠北を見始めたのはマリカ杯の練習が最初でした。はい。にじさんじって人数多いから見る人絞ってたんですけどね…今となってはめちゃくちゃ後悔してます…

 まあそんな語りはさておき、遠北千南というVTuberを語る上で多分結構な人が感じるのは『等身大の女の子』『距離感の近さ』だと思います。例えば雑談配信、朝雑談の枠を覗いてみて思ったのが『まるで隣にいるかの様な取り留めも無い雑談』を朝の生活と共にしていた。本当に親しい仲だと中身の無い話で笑い合ったり、そんな時間が幸せに感じるのですがその枠は正にそんな雰囲気で、朝食を摂ったりしながらなので質感がヤバい。近い。

 というか雑談枠の割合高いのが距離感の近さをバンバンに感じる。ライバーさんとの距離を近くに見れる雑談枠好きな俺としてはアーカイブであっても助かるのだ。

 閑話休題、雑談枠でなくても歌枠では上手すぎず(バカにしてる訳ではない)、でも歌が大好きなんだー!っていう普通の女子高生らしさだったり、自分の気持ちにストレートだったり自然体な彼女を見ているとこちらも頬が緩む。こんなかわいい女の子が近くにいる青春が送れたら良かったな、なんて思うくらいには今はゾッコンなのはここだけの秘密。

 勿論彼女も天才鬼才奇才揃いのにじさんじメンバーの一人、類まれな才能を持ち合わせているのは大前提のお話ですのでご了承を。


 さて、ここまで遠北千南ちゃんの魅力に付いて語ってきましたがここからがようやく本題です。

 ぶっちゃけた話、こんな短期間でしか知らない彼女に俺はガチ恋をしていました。他のVTuberには感じない彼女特有の距離感にいつの間にか惚れていました。

 しかしそんな夢の様な時間も束の間、そのすぐ後に彼女は三月末を持っての引退を発表、そして彼女の姿勢を見て「ああそうか。今まで感じていた『近さ』も『等身大』も『憧れ』だったんだ」とその瞬間彼女に初めて『遠さ』を感じました。それは俺が泣きそうなくらいショックを受ける中、彼女は「しんみりとした空気は引退配信まで無い」と笑顔で豪語したからです。彼女も辞めたくないのはひしひしと伝わり、辛いはずなのに悲しさも涙も見せない姿に俺には無い強さを感じ、万が一にも青春時代自分と遠北が同じ学校にいても絶対に交わる事は無かったんだなと痛感させられた。紛れも無い失恋だった。

 実際、配信者とリスナーの関係性は元より遠いものであるのは当たり前と承知していましたがそれでも感じざるを得なかった。

 そして俺は答えに辿り着いた。

『理想の近さ』に憧れを抱いた遠北ファンから見た、卒業を発表した今の遠北千南こそ『近くて遠い』を体現し、『バーチャルYouTuber』としての、この界隈における一つの『完結した姿』なのではないか、そう思ったのです。

 勿論引退は寂しいですし四月からも彼女を見れるならそれに越した事は無いですがね…


 という訳で遠北千南ちゃんについて、自分なりに好き勝手語らせてもらいましたが楽しみ方は人それぞれ。まあ見方なんて千差満別あって当然ですのでこの記事を見て違うな、と思われても何ら不思議ではないと思いますが。それよりもあと二ヶ月と少しに迫った引退まで全力で遠北を推していってください。

 俺も全力で遠北を応援します、きっと彼女が引退した後も良い思い出の、ほんの一欠片になれる様に……


大好きだぞ、遠北ァ!!