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私惟詩憶

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私惟詩憶 06/2023

私惟詩憶 06/2023

序80億人いる人間の中で
この文章を読めるのは1億数千万人で
それでいて
この文章を読もうと思い
理解できる人は どれだけいるのだろう

どんな人間がこの文章に興味を持ち 読んでいるのか
僕にはわからない
どんな人間で、何に興味を持っていて、どんな人生を送っているのか

初めはこんな陳腐で醜い文章を読むような人間がいるのだろうかと
その存在を信じてはいなかった

誰に伝える気もない
誰に見てもらう

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僕は完璧でいたがるのは多分方向性として変わらないんだけどさ
やっぱり純粋で誠実を偽るのは無理だったんだよね
その”完璧”を演じ切ることは僕にはできなかったからさ
僕は諦めた
でもさ 完璧でいたいことには代わりなかったりするんだよ
だから代わりになる”完璧”を探しているの
嘘だけど

やっぱり僕は間違ってなかった
これだけ綺麗に終わっていなかったら
僕はこんなにも満たされなかった
未来は無い方が 幸せだ

やっぱり俺は
いつか出会うお前のために孤独でいたい
だってそうでないと信じられないだろう?

でもさ
俺のことを本当にわかってくれるやつも
お前のことを本当にわかってやれるやつも
全部幻想で 本当はいないのかもな

やっぱりお前は嘘だったよ
お前が嘘つきだった
俺に嘘は良くないと教えておいて
お前が俺に嘘をついてた
僕は騙されていた けれど
俺は賢明だから 嘘を見破ってしまった

この世の全てが嘘だってことも

お前は完璧じゃなかった
嘘をつくなら完璧にしろ
完璧に 夢を 魅せろ

完璧にはなれない
けれど僕は完璧を求める
完璧を演じる
嘘を演じてる
嘘を創って 嘘という夢を 魅せてる

僕は完璧になれるかな
完璧な嘘をつけるかな

230630

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自己肯定感なんてものはないが
僕は今までずっとそう生きてきて
僕は僕だったけれど実体がなかったから
僕は僕であるという証拠もなければ
自信なんてあるはずもなかった
肉体が無いから
僕である証明ができなかったから

自分のことが嫌いである自分が好きだった
憂鬱な人生が好きだった
憐れむことが好きだから
センチメンタルが好きだから

それでも自分が嫌いだから
何か 僕が僕であるようにと
僕が僕である証

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230629

230629

僕は変わってしまった
人間は変わるものだけれど
自分自身が変わった時
変わる前の僕を思う

それは
評価されたものを見たとき
評価されなかったもののことを考えるように
怒られている人を見たとき
自分が怒られているように感じるように

それは他人事ではなくて
僕の一部だから
それが例え過去でも未来でも
それは僕の一部だから

せめて僕だけでも
僕は僕の味方でありたいから
否定したくはない
そして悲し

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230628

230628

僕は ”僕”という実体が欲しかった
僕は 僕でなければ意味がなかった

まあでも一人がいいのは他人と比べなくていいことですかね
ホンモノを求めようとする姿勢を忘れないのがいいですね

嘘くさすぎる

まあ僕はストーカー気質なんで
ネットは向いているようで向いてないですかね
いくらでも人間模様が観察できるので
僕いくらでもできますよ
まさにTwitterとか終わりがないですよね

まあでも潔いと思い

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230627

230627

僕は人間としての輪郭がなかったから
誰と関わりたいかとか誰が好きで嫌いだとか
自分がどう関わりたいかとかもなかった

人間関係が苦手なのはそういう理由もあるけれど
気づいたのは
人と関わることで
自分が 相手に何かを与えられるとは思えなかったから
与えられる自信がなかったし
そもそも与えられるものなんて何も 持っていなかったから

それを気にせず生きられる世界を
必ずしも持っているとは言えない

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230626

生き返る気もなかったのですが
この気力がいつまで続くのかは知りません
ただどうにか忘れたくないと思うこと
それを残したいと必死に思うという感覚を
久しぶりに思い出しました

それも
一度寝たら忘れてしまいそうなので
一度寝たら変わってしまいそうなので
あまり寝たくはないですね
影響されやすいので 僕は

夢を見ていたい時期もありますが
夢を見たくないときもあります
今がまさにその時なようで
必死に

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230625

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何も思わないことが出来るというのは
嘘だけど本当
何も気づかなければいいから
何も気にしなければいいから

自分を嫌いにならないように
良く言えば 人を傷つけないように
真実は 自分が嫌われないために

強がってんだよ
お前らはそれを否定するだろう
そういう妄想を描いてんだよ

たとえ手を差し伸べられたとしても
何度だって僕は拒む
この選択は間違っていないと思う
間違いじゃないようにする
この選択

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230624

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この世界は残酷なのだと
そう考えたら少し楽になった
思い通りに都合よく行くわけではない
けれどこの世界では物語を作れると
そう知った

元々僕は余白や狂気なんてものがなかったから
本当にただ理性で自分を制御することが正義だった
それが限界に達してからは
本当に僕は満たされているのだと
そう思い込みたかった
信じたかったんだ
望んだほうが苦しいから
満たされないと知っていたから

夢の時間は終わって

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230623

230623

誰のためでもなかった
他でもない
俺自身のためにやっていた

知った顔して語るんじゃねえ
汚すな 奪うな
これはお前のためにやったことではない
他でもない僕自身のためにやったんだ
勘違いするな
知った面して支配できると思うな

自分は 満たされていると思っていた
そう思いたかった
自分は満たされているのだと
信じたかった

本当は空っぽなのに
何も持っていなかったのに

僕は才能はなかったけれど 

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