友人に頼まれて写真を撮った日の記録。
「藍染めのワンピースを着ている写真を撮ってほしい。ランチおごります」
友人からラインがきたのでわたしは「やったー」と返事をした。
久しぶりに友人とご飯。
しかも写真まで撮らせてもらえる。
嬉しかったので早々にランチと撮影日の予定を決めた。
ランチで予定していたお店はあいにく不定休で閉まっていたのだけれど、その代替案で友人が連れて行ってくれたカフェはめちゃくちゃオシャレだった。
カフェでも写真を撮ろうと思ってカメラの電源をいれる。
「あ」
「なに? 電池でも入れ忘れた?」
「……SDカード入れ忘れた」
絶対にあってはならないミスだけれど友人が笑って許してくれたので、ご飯を食べたあと近くの電気屋さんでSDカードを購入した。もう絶対こんなミスはしない。
友人が撮影を提案してくれた場所は近くに駐車場がなかったので、結局海にいくことにした。
海、行きがち。
やっぱり反省するところは多いのだけれど、撮影はめちゃくちゃ楽しかった。やっぱり写真を撮ることが好きだなあ。もっと上手くなりたいな。
友人がフェイスブックに写真をのせたら、わたしの父が友人のところに「ほっこりするいい写真やなあ」とコメントしていて、めちゃくちゃ笑ってしまった。あまのじゃくなのでわたしのことを一切褒めない父が。うっかり褒めてる。
わたしもあまのじゃくなので気持ちはわかるし、愛情も感じているし仲良しだし、問題はないのだけれど、友人が父に「娘が撮った写真やで」と返していたので、それをみて絶対に「しまった!」と思っているだろうなあと思った。
もっともっと「しまった」と思わせたいな。
もっともっといい写真を撮れるように頑張ろう。
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