私が不登校だったとき
私は中学1年生の時に不登校になった。虐められてもいなかったし、勉強ができなかったからでもない。今でもなぜ自分が学校に行けなくなったかはよくわからない
世間ではよく「不登校は怠けだ」とか、「勉強しないで家でゲームばっかりやっててずるい」とか「不登校は親のせいだ」なんて言葉が聞こえるけどそんな言葉は無視してこの文章を今不登校の人や周りにいる人、不登校になりたい人に届けたい
まず、冒頭で私がなぜ不登校になったか自分でもよくわからないと書いたけどそれは多分理由が一つではなくて、ものすごく抽象的に言うと自分の周りにあった環境に疲れたからだと思う。私の場合、学校のストレスと塾のストレス、部活の人間関係とか家庭環境とか全てのことが少しずつ負担になっていた。同じような人もたくさんいると思うけど私は少し頑張らないでみることができなくて疲れて疲れて結局全てを同時に糸が切れたようにやめてしまった。
不登校は家で怠けているだけだとある人たちは言うけど、私は不登校になった後の方が精神的にとても辛かった。いつもなんで友達はみんな学校に行っているのに私は家で携帯をいじってるんだろうと思っていたし、必死に自分の存在価値を探していたら家から一歩出るのも怖くなっていった。
今は不登校と言う状況にないからこんな文章が書けるのだけど私が不登校だったときはとんでもなく孤独だったし生きる価値ないんじゃないかってずっと考えていた。今思ってみるとあの時は今よりも少し幼くて少しだけ自分は周りの人と違うから、と言い聞かせて生きていた。
不登校になった経験は良いものではないけれど学校から、その他のことからも逃げるっていう選択肢を取れた自分には褒めてあげても良いかもしれないと最近思う。
みんながあまりにも「あなたは独りじゃない」って言うからそんな言葉は聞き飽きてしまったけど、それは本当だったし、きっとあの頃の私だったらそんな綺麗事、と思うだろうけどちょっとだけ世界を信じて外に出てみるのも悪くないかもしれな
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