AMBIVALENT

好きなものについて、ただ書いていく

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最近の記事

MISS WORLD

MISS WORLD 01. MISS WORLD 02. 1965 03. ウィノナライダー アンドロイド 04. ステート オブ グレース ※車輪の下についてはREQUIEM〜項で※ 3rdのMISS WORLD アートの曲は全て好きなのだが、この1枚に入った曲はその中でもかなり好きな方に入る。 前作MEAN STREETに続いて緩急のあるバンドサウンドが生かされていてカッコいいのだが、たった5ヶ月後にリリースされたこの作品でメロディアスさに更に磨きがかかったように思

    • MEAN STREET

      MEAN STREET 01. ガラスの墓標 02. ロリータ キルズ ミ- 03. ニーナの為に 04. エイジ オブ イノセンス 05. ミーン ストリート 06. ダウナー 2ndリリースのMEAN STREET 1stのSONIC DEAD KIDSよりも、よりバンドサウンドが生かされたカッコいい感じの曲調になっていると思う。 ライブでもよく演奏された曲たちである。 01. ガラスの墓標 同名の映画作品あり。 優しげでシンプルなメロディーと映画のような抒情的な

      • SONIC DEAD KIDS

        ART-SCHOOL(アートスクール /以外アート)というバンドについては既にこちらで語ったので↓ ここからは曲のレビューをしていく。 全曲1曲ずつレビューしたいくらいだがなんせ曲が多いので、円盤ごとに記事にして特に好きな曲について詳しく書いていこうと思う。 ※追記※ アートスクール/木下理樹の書く曲/歌詞には、無数のオマージュ的引用がある。 私個人としてはそれは彼らの中で一度咀嚼され再解釈されたものが新たに作品へと昇華されたもので、パクリなどとは一線を画していると思って

        • ART-SCHOOLと私

          私が愛するバンド、ART-SCHOOL(アートスクール/以下、アート)について書く。 初めて聴いた時から約20年ほど追いかけている。 入手可能な限りのCDをほぼ全て買っているが、最近Apple Musicに入会したのでますます暇さえあればぶん回している。 アートは木下理樹を中心として2000年に結成されたバンドで、メンバーチェンジや活動休止と再開を繰り返し、結成当時のオリジナルメンバーはフロントマンの木下理樹のみとなっている。 因って、メンバーや活動時期によって曲の雰囲気も

          AMBIVALENT/17歳のカルテ

          私がアンビバレントという言葉を知ったのは10代の頃に17歳のカルテという映画を見た時だった。 ウィノナとアンジーの若く繊細で脆い美しさに痺れる。痛々しく刹那的な言動や蓮っ葉で暴力的な振舞いすらもめちゃくちゃクールに見えてしまう (あの前髪はみんな憧れたと思うが、チンケで馬鹿みたいにならないのはアンジーくらい。レオンのマチルダも然り) 主人公スザンナが自身の精神状態を語るシーンでアンビバレントという言葉を使って、自己が分断されるような、相反する方へ引っ張り合い揺れる感情や思

          AMBIVALENT/17歳のカルテ