少し休みたい
某有名生活雑貨店で勤務を始めてから今月で5ヶ月目に入る。入社してからまもなく半年となる時期があっという間に来てしまった。新卒時代よりはマシになるはずが逆戻りしかけている毎日は、いつになったら終わりを告げるのだろうか。
昨年10月初旬からほぼ休むことなく毎日毎日現場で働いているのだが、正直言ってストレスフルな毎日だ。色々な問い合わせをしてくるお客様、臨機応変に対応しなければいけない業務、一定の時間内で発生する膨大な仕事量、不規則な出勤時間、忙しなく動き回るスタッフや社員たちなどといった要素に心身ともに疲れ切ってきた。それだけでなく、前回吐露したように仕事の内容や環境が能力にフィットしていないことが大きな重荷となっていると考えられる。また、教わったばかりな上覚束ないままの状態でお客様応対や処理をしているのにも関わらず、「一度教えたら二回目以降はできて当たり前。」というスタンスを貫く会社の風潮も、ハイパフォーマンスを発揮できるまでに至っていない自分自身にとってはとても肌に合っていないと感じる。
非正規雇用という区分で就労しているからまだ良いが、これが正社員という雇用形態で働いていたらということを想像すると息が苦しくなる。そんなある日、母がこんな提案をした。
目標は諦めなくてもそれを目指しながらそのまま正社員登用の試験を受けてその会社に就職するのもありだと思うよ。
転職活動が相変わらず鳴かず飛ばずで行くあてがなくまだ路頭に迷っている状況を考慮した上での発言だったのかも知れないが、素直にその意見を聞くことはなかった。普通の人だったら反発することなく「うんうん。」と頷いたり、「ああ確かに。」と納得するはずかも知れない。多数派の人からすると、「一つの職種だけに執着する必要はないと思う。もう少し視野を広げたほうがいいよ。」と指摘したくなるかも知れない。だけど、企業の特性に自身の個性と実力がマッチングしていないと感じる以上その感覚に従うしかない。その時の会話の内容が頭の中で何度も何度もこだましていることも、はっきり言ってプレッシャーである。
そんな生活が始まってからおよそ半年が経過する訳であるが、今月末に社内で半期毎に行われる人事面談および契約更新に関する手続きが行われるという。そのまま雇用継続を希望するべきか悩ましいところではあるが、生活のことを考えるとやはり会社と再び契約を締結すべきなのではないか。もう一つ2022年の夏から継続しているアートギャラリーでのアルバイトもあるが、そちらの方は展覧会の会期中のみに集中的に仕事が発生するという体制となっているため安定した収入を得ることができない。そうなると今年4月以降もその生活雑貨店をメインとした生活を続けなければならなくなるため、それもそれで少し憂鬱だ。
しかし、入社から半年経ったタイミングで有給を使用することができるようになる。ここ最近仕事の日の朝になると、仕事に行かなきゃという使命感に駆られる反面、行きたくないし休みたいという気持ちがどうしても勝ってしまう。もし、「もう我慢できない。」と感じたら、シフト希望提出時に月1〜2単位で有給休暇を設けて心のケアをしながらもう少し頑張っていきたいと思っている。それでもあまり効果が感じられなかったら、退職という道を選択するかも知れない。そちらの方が精神衛生を保ち、自分を大事にできること間違いないからである。
そんなこんなで我ながら体育会系な職場でよく必死に働いてきたと思う。今の正直な心境を一つの記事にて吐き出したことで、少し気持ちが楽になった。しかし、明日また出勤のため、「また仕事に行かなきゃいけないのか。」と考えるだけでたった今再び気が重くなりそうである。とにかく、心に負荷がかかるような生活とは1日でも早く無縁になり、その心労を少しでも癒すために会社と仕事のことを忘れる生活を送りたい。どうかお休みを下さい。
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