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わたしの言葉が誰かのためになった

文章を書くお仕事をはじめてもう数年。お休みしてた期間も合わせると、結構長い期間がんばってる。みたい。

数年前、当時とても憧れてた人と出会い
「同じお仕事がしたい」
「温かい文章を紡ぎたい」
「誰かの背中を押してあげられるような文章を書きたい」
こんなことをおもってスタートした文章を書くお仕事。

はじめた当時よりすこしはうまくなれたかな、なんておもったりして。もちろん、お仕事に対する姿勢だったりも変化して。あれこれしたいことがたくさん増えたりもして。

このお仕事をやりたくてやりたくて、でもなれなくて。引き寄せはじめて、できることからがんばってたあの頃がとても懐かしい。

とても恵まれて、とてもやさしくしてもらえてて、たのしく向き合えているのに。人は欲深いからいまの有り難さをどうしても忘れてしまい、これ以上もっともっとって求めてしまう。

常に不安と仲良しごっこ。

自分が書く文章に自信をあまり持つことができなくて。一緒にお仕事させてもらってる人からたくさん褒められても、常に不安でたまらない。

ほんとに大丈夫なのかな。わたしの文章で大丈夫なのかな。もっと直した方が読みやすくないのかな。ほんとに大丈夫なのかな。ずっとこんなことおもいながら推敲して、毎回どきどきしながら納品している。

でも、わたしが想像していることは一切起こらなくて。「柳瀬さんにお願いしてよかった!」「柳瀬さんの原稿とてもわかりやすい!」なんてうれしいことばかり言ってもらえた。

それがとてもうれしくて。たまらなくて。柄にもなく涙が溢れそうにもなって。ああ、文章書いててよかった。わたしの文章が誰かのためになってるのならよかった。なんだか、とてもうれしくて。うれしくて。改めてこのお仕事がだいすきだなって実感した。

まだまだがんばりたくて。性格的に追い込んでしまう性質らしいので、がっつりお仕事増やそうとしてたの。そしたらご縁に恵まれて先日スムーズにお仕事決まったの。

そのことをいちばん応援してくれている愛おしいあの人に報告したとき

「れんの文章は世界一だから、皆も喜ぶね!」

こんなうれしいことをはじめて言われちゃって。もうわたし泣いちゃうよ……ってなった。

自分の文章が優れているとは、まだまだおもえなくて。ほかの文字書きさんと比べて「まだまだがんばらなきゃなあ……」ってがっかりもして。誰かの役に立ててればいいなあっておもっていて。でもそんなの到底むりだよねって自分のこと下げてしまってて。

誰かが言ってた。ほんとのライバルは自分。きっと自分の文章を自信持てないのも、自分の中の自分に負けてるからなのかもしれなくて。

ひとりでもこうして褒めて認めてくれるのなら、素直に認めてあげないと自分がかわいそうだ。自分で見逃してしまっていても、見てくれてる人はかならずいて。

いままでのがんばりは何一つ無駄にはなってなくて。ようやくこんなわたしでも自信持って得意と言えるものができたのかなっておもった。


誰かに認められるって、こんなにもうれしいことだったんだね。

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