嫌いだからすきな人には呼ばれたいとおもう
今月も恋愛エッセイ公開されました、いえい。いつもたくさんの人に読んでもらえてほんとにうれしい。
今回特に「えええやばすぎる……ドン引きだよ……」って内容になっているけれども、思い出しながら執筆してたわたしがいちばんドン引きしてたよ……うん……。
そんなことがあったんだねってドン引きしつつ、たのしんでもらえたらうれしいです。(今回は夜職としての参考にもなるかなと)
今回、記事内ですこし触れたので書こうかなあっと。
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物心ついたときからなぜか、本名が嫌いだった。
すきになったことなんて一度もなくて、呼ばれてうれしいなんておもったこともなくて、過去に付き合ってた人もほとんど「れんちゃん」って呼んでたくらいだった。
なんでわたしこんな名前なんだろ。なんでもっとかわいい名前じゃなかったんだろ。ずっと「なんでもっと……」って、頭から離れてくれない。
いまとなっては理由なんてわからない。ただ自分自身でコンプレックスにして、縛り付けてるだけなのかもしれないし、誰かのせいにしたかったのかもしれない。
そんな想いをずーっと長いこと抱いてきたからこそ、余計に出口がわからなくなった。すきになんて今更なれないから、嫌いな想いを強めてしまってるのかなあ。なんて。
嫌いな想いが強いからこそ、特に嫌いな人には呼ばれたくなんてなくて。特に過去にお付き合いしてた人は、もう本名呼ばないでくださいっておもったりしていて。
実際、身内以外には17歳くらいからのお友だちだけ、本名呼んでくれている。それほどわたしの名前嫌いの想いが強すぎる。
でも、嫌いだからこそ余計に、すきな人には呼ばれたい。
そんな想いもあったりして。名前を嫌う気持ちよりも、すきな人に呼ばれたうれしさや温かさでいつか、いつか……嫌う以上に満たされる気持ちで、コンプレックスを手放せたらいいなあ。なんて。
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