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Spotify Playlist【0204 I'm so happy】

引用:Bandcamp

昨年リリースされたLiving Hourを除いて、すべて今年リリースされたばかりの新曲たち。

衝撃を受けたのはスウェーデンのバンド、MAKTHAVERSKAN。どストレートなアクションを仕掛けつつも、THE CUREのような繊細なメロディ使いもあって、あまりにも良過ぎる。ポストパンク上等、ドリームポップ上等。そしてマジャ・ミルナーのパワフルな歌声までも、すべてが完璧。彼女の歌声、Cocteau Twinsのエリザベス・フレーザーのハスキーな美しさとThe Sundaysのハリエット・ウィーラーのクリアなハイトーンボイスを兼ね備えていて圧倒される。ファルセットも透き通っているのに、立体的で奥行があるなんてとても不思議。耳から全身を駆けてゆくポップなメロディと疾走感溢れるビートもたまんない。完璧。 


VOGUEにて“次世代のポップアイコン”と評される17歳のシンガー、Billie Eilishの「When I Was Older」、たくさんの映画賞の受賞を期待されている『ROMA』からインスパイアを受けたそう。Rhyeのような闇夜に溶けるダークエレクトロニクスに、小声を並べるような彼女の声は、まるで映画を語るストーリーテーラーのよう。先日『ROMA』を鑑賞したけど、曲の雰囲気を聴くだけだと直結しないものの、じっくりと聴けば聴くほど、本作の日常から「自分の存在とは何か」を見つめていく主人公の独白のようにも思えてくる。そこで、この曲は主人公の内なる部分にフィーチャーした一曲なのだと気づく。すごく良い。


angelic milkといい、Charly Blissといい、いたずらな悪い子みたいなガーリーな歌声はとても好きだなぁ。Charaも北出菜奈も好き。時折舌ったらずににんまりと笑うように歌ったり、強気に吐き零すように歌ったり、可愛くて仕方がないなぁもう。


TOYと Beirutはアルバム全曲とても良くて、その中から1曲ずつチョイス。TOYのThe Horrorsと通ずるサイケデリックなノイズロックは、武骨でセクシー。Beirutは大自然にトリップして、風や空のにおいを吸い込んでるみたいな清々しさがあって、朝一に聴きたくなる。

ニューリリースがとても楽しみな毎日。どんなに寒くても、楽しくて熱くなれるね。

-- Playtune --

Onkel - MAKTHAVERSKAN
Business Man- FEWS
Energy - TOY
When I Was Older - Billie Eilish
Bottom Step - Living Hour
can't calm down - Hand Habits
Black Flamingo Motel - angelic milk
Everybody’s Going Somewhere & No-One’s Going Anywhere - Swervedriver
This House Has No Living Room - Yak
Gallipli - Beirut

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