多くの人がキャリアに悩む根本原因と、真のキャリア支援をするための思い
多くの人のキャリア支援を行ってきた中で「自分の軸が明確になっても、不安を感じる人がかなり多い」と感じている。
その理由が自分なりにわかってきたので、せっかくなのでnoteにしてみたいと思う。
今キャリアに悩んでいる人のヒントになれば幸いです。
納得のいくキャリア選択に必要なもの
前提として、納得のいくキャリア選択のために必要だと感じるのは下記2つ。
▼納得いくキャリア選択のために必要なもの
一見これらがあれば大丈夫そうに思えるが、
事実、それでも迷う人が多い。
何が不安なのか?
何を不安に思い、迷うのだろうか?参考として、POSIWILL CAREERでの例を挙げる。
サービスの中の「キャリア実現プラン」では、自己分析を行った後、転職活動中、気軽にトレーナーに何でも相談できるので、転職の情報・ノウハウについては聞き放題ではある。
それでも、不安になる理由の例はこちら↓
こういったお悩みを感じる方が多い。
この不安の正体は「自分への自信のなさ」
先ほどの不安、内容は一見バラバラに見えるものの、実はすべて根本原因は「自分への自信のなさ」から来ていると感じている。
なぜそう言えるかをパターン別に分けてみた。
トレーニング内では、面接で自信を持って話せるよう、その方だけの強みを客観的にしっかりお伝えしているものの「自分の強みを認められない」「他の人と比較したら自分は大したこと無い」という自信の持てなさからきている。
自分がやりたい方向性が見えたのに、実際の求人を見たり、面接に行って「自分にはできないのではないか」という自信のなさから選ぶのを躊躇する。
この気持ちがあると、せっかく自己分析でやりたい方向性が見えても選べない。(もったいない!)
自分に自信がない人の多くは、上手く進まない時に落ち込み「頑張れない自分は駄目だ」など、自分を否定したり、攻撃をしている。
この思考が出るとネガティブ思考でエネルギーが消耗してしまうので、やる気が出なくなるループにはまる。(真面目な人に多い)
頑張っても通過率が悪いなど、行動していてもうまく行かずどうしたら良いか分からず、余裕がなくなり、結果的に他責にしてしまうパターン。ただ他責にしても物事は解決しない事が多い。
そのため、面接準備は万全にできているか、ちゃんと企業研究をできているかなど、他責にするよりも本当に自分がもうやることは無いか?などを建設的に考える思考回路を鍛える必要がある。
石橋を叩いて、時に叩き割るタイプの人に多いのだが、「上手くいかなかったらどうしよう」という、予測出来ないことに恐れすぎて、進みたいのに進めないパターン。
これは「予想外の事があった時に、上手くいかないと終わり」という完璧思考から来ているのではないかと感じる。自信がない人は完璧思考が強い人が多いので関連していると思われる。
上記から、キャリアの不安の根本原因は「自分への自信のなさ」の影響が大きいのではないかと感じている。
1番大事なものは「自分への自信」
自己分析・転職ノウハウに加えて、実は1番大事なもの、それは「自分への自信」だと感じている。
「自分への自信」があるとどうなるかというと、
これらが自分らしいキャリアを築くために必要な「自分への自信」がある状態だと思っている。
ただし…厄介なことに、10年・20年以上も付き合ってきた「自分への自信のなさ」という思考を変えるのは、体質改善のごとくかなり労力がかかる。
「自分への自信のなさ」にも向き合うのが『POSIWILL CAREER』
そこで「自分への自信のなさ」も含めてしっかり向き合っていくのが、『POSIWILL CAREER』だ。
大前提、自分軸の整理・転職支援 ※はしっかり行いながらも、キャリア悩みの根本原因である「自分への自信のなさ」にも徹底して向き合うプログラムやワークになっている。
※転職支援はキャリア実現プランのみ
この部分は臨床心理学やキャリア理論の考え方も関わるので、各専門家の先生をお招きして、定期的にトレーニングプログラムの改良や社内での勉強会を行うほど力を入れている。
一例として、過去の経験を徹底的に話し、「自分の自信のなさ」に紐づく思考の癖を特定していく。その上で、その人の課題にあったワークに取り組んでいただく。
ただ、面談を受ければ自動的に変われるような魔法ではないので、ご利用いただくユーザーさん(以下、ポジウィルズさん)にも、それなりに頑張っていただく必要はある。
■参考
実際に私と一緒に転職活動をして、一緒に超えてきたの例です。
転職活動の苦悩をリアルに書かれています。
私は真のキャリア支援がしたい
キャリア支援を行って思うのは、強みを伝えても、自分で自分の強みを信じられない・認められない人が多い。私がどんなにポジウィルズさんの強みを力説しても「こんなの誰でもできる」「もっと凄い人は他にいる」という言葉で自分の強みを認められない。
そうやって「自分には強みがない、価値がない」という呪いをかけて、ずっと自信を持てなくて、「自分を選んでくれる会社がないかもしれない」と不安になり、自信がないので納得のいかないまま企業を選ぶ人もいる。
そうなる前に、人と比較する思考・自分を卑下する癖に向き合わないと、自分の強みも認められないし、自信も持てない。ちゃんと向き合わないまま転職しても、また他の人と自分を比べて苦しむのループになる。
せっかくお金を払ってきてくださったのに、そういった部分にまで踏み込んで変えていくトレーニングをしないと、真のキャリア支援にならないと思っている。
最後に…今、自信がないあなたへ
POSIWILL CAREERのトレーニングでは、ポジウィルズさんの行動の妨げになりそうな思考の癖や課題はしっかり伝え、必要によっては辛いことに向き合ってもらったり、面談以外でも習慣化するために1人1人の課題に応じてカスタマイズしたワークをやってもらい、できていなかったら催促や覚悟を問うたりもする。
10年、20年以上も付き合ってきた思考の癖を変えるためのは、とてもハード。ましてや通常6ヶ月以上かかると言われる思考の習慣を、1ヶ月・2ヶ月半の期間内でできる限り変えていこうとするので、なおさらハード。その位本気で向き合ってもらうので、まさに思考のトレーニングとも言える。
ポジウィルズさんに向き合うトレーナー自身も、ポジウィルズさんが本当に幸せになるために、時に厳しいことを言う必要があるので自分の心がブレそうになることがある。また多種多様な1人1人の思考を見極めて、面談やワークをカスタマイズするのも、正解がないのですごく難しくもある。
それでもなぜこの仕事を続けるかでいうと、誰もが、今自分の能力が信じられなくても、合う環境にいけばもっともっと能力を発揮できて、お仕事や人生を前向きに生きられると思うから。
私自身も社会人1~2年目はミスばかりで、同期の中で一番出世が遅く、活躍もできず「自分に価値などない」「このままあと何十年も生きるのが辛い」と思っていた。
それでも今こうして、より自分に合う環境を見つけ、自分に自信を持てたことで、前向きに仕事や人生に向き合うことができている。大変なことがあっても、「私なら良くしていける!変えていける!」と思って行動できている。
だからポジウィルズさんが今、ご自身の可能性を信じられなくても、ポジウィルズさん以上にポジウィルズさんの可能性を信じて、真剣に向き合っていきたい。そしてキャリアはもちろん、人生まるごと自分らしく前向きに生きられるように支援していきたい。
これからも私の人生のミッションである「自分らしい人生をcreateする人を増やす」ために、自らの人生も実験台にしながら経験を得て、全力でサポートしていきたいと思っている。
もし少しでも現状を変えたい!と思われる方は、個別に相談できるPOSIWILL CAREERの無料カウンセリングにぜひお越しください。
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