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落第者の自分への見方を変えて、未来の希望を描けるようになった話

「次は何をやるの?」

「何にもできないし、知らないのね。」

「何にもなってない。」



私の周囲からの見られ方はこんな感じだった。
学生時代の就職活動に失敗し、地元に帰った。やっと就いた仕事も数か月で辞めた。アルバイトや日々の家事ルーティンをこなし、戻ってきて何をしているのかと笑われる日々。活躍する海外や都市在住の同級生を自慢する親、既に家を建て、子育てに勤しむ地元に残っていた同級生。何も成しえず帰ってきて、何もできない自分。そんな自分に折り合いをつけながら、粛々とひっそりと歩んでいく「はずだった」。


だがしかし、社会人12年目の春先。
私は新たに示されたセクションに絶望していた。やっと腰を据えて歩んでいこうと思っていた仕事は、他の人に移された。だましだまし納得させ、目を逸らしてきた問題が噴出したのだと思う。あくまでも補助で、だれにでも出来ること。

「私は何のためにこの仕事をしてきたんだろう?」

「これからの人生、何がしたいんだろう?」

ある程度業務にも慣れ、ルーティーンワーク化した今の仕事。
先は変わらず、むしろ今後あるか分からない立場。沿った生き方をしない女性に無言の圧力を持つ周囲の人々。
そして何より仕事にモチベーションを持てない私は、年々強めていた諦めと閉塞感に、ついに潮時がきたのだと感じていた。

「この何もない自分を何とかしたい」

ぼんやりとした中で申し込んだポジウィルのサービスについて綴ってみたい。

そしてもし、私と同じように諦めと閉塞感の中、繰り返される日々に、モヤモヤしているアラサーや、人生何がしたいのか分からなくなってしまっている迷子さんの「考えるきっかけ」になれば幸いである。



①自分の経歴と抱えていたモヤモヤ

【年齢】30代半ば 

【学歴】大卒 

【業界】様々

【経歴】中途7社目 入社6年目

【職種】 事務他

【仕事内容】補助業務全般

【得意技】お茶出し



その時に身近にあったできることを選択してきた私。
業務にもすっかり慣れていた今日この頃。

月のサイクルや応対する人、仕事の手法は同じ。後輩のサポートを出来ることも増えてきた。
ルーティンワーク。
このままずっと変わり映えの無いと言われても腰を落ちつけて仕事を続けると考えた時、

そこには諦め…
いや、仕事があるとは有り難いと折り合いをつけていた。
そんな矢先の異動の話。だが、ここで出来ることは、もうやりきったと感じた。私はもう何をしたらいいか分からず、会社を辞めた。


退職後久しぶりの休日。今後を考える必要があるが、何も分からなかった。
自分は何がしたいのか。
どんなキャリアを描いたら自分の満足を満たすことができるのか。

続けられることはやりつくして、今に至るのに。そんな時、ネット検索結果でPOSIWILL CAREERというサービスがあることを知る。


ただのキャリアカウンセリングだけではなく、どう生きたいかをも一緒に考えてくれるサービスだという。何だか他の転職サイトと違うなとぼんやり眺めていた。


【無料カウンセリングリンクは下記】
https://posiwill.jp/career/?utm_source=note&utm_medium=social&utm_campaign=usernote


最初は興味本位だった。

とりあえず無料カウンセリングに申し込んだ。そこで投げ掛けられた言葉が自分には意外だった。

「これまでの決断や行動、頑張ってきたと自分を認めてあげてください。
何もない、してないことは無いです。」

このままでは時間も過ぎていくし、ポジウィルを受講して考える時間を強制的に作れば現状を変えるきっかけに出来るかもしれないと思った。

②担当トレーナーとの自己分析の日々

私を担当してくださったトレーナーは、鬼塚さん

明るくさばさばしている雰囲気で、きっちりとやる鬼塚さんから温かい言葉をいただけたのはいつも新たな発見があり、面白かった。
自己分析で、自分の中にもネガティブ体験やそれに対する葛藤が思った以上にあり、驚いた。詳細については、他の利用者の方のnoteにも分かりやすく記されているため割愛することにする。
熱心に取り組む鬼塚さんは、オススメの書籍をたくさん紹介してくれた。
当初の日々の課題は主に自分の想いをどんなものであれ言語化して羅列するものであった。次第に日々の課題は「これまでの私」というテーマで自分と向き合う内容を深めていった。
これまでの私…。日々の生活を送る中で、蓋をしていた自分の過去と向き合って想いを探っていくというこの過程は、私にとってすごく貴重な時間になった。
忘れかけていた葛藤もだが、ポジティブでいきいき活動していた部分も確かにあった。
周囲の環境が思った以上に自分に影響を与え、その中で頑張ってきた自分に向き合えた。

向き合いたくない膿を出す時は、思った以上につらい。
人間だからもちろん失敗もある。後悔もある。それでも、鬼塚さんが掛けてくれる
「頑張りましたね」
「こんなふうに考えてみたらどうですか」
という「肯定」と「考えの転換」のキャッチボールを通じて、私のモチベーションはベースアップされ、またその波の起伏に気づくことができた。
何より、自分以外の要因で起こるネガティブな外的要素からの影響を自覚できたと思う。

「その時の自分でできる最善の選択をしてきた」
「何もしていないわけではなく、気づいてないだけ」

こういう視点を持つことができるようになったのは、鬼塚さんとの日々のキャッチボールから身につけられた視座の高まりである。
日々のワークをこなしながら、定期的に鬼塚さんとの面談があった。
私は過ぎていく時間をどうせなら有効にとこのサービスに申し込んだわけだが、結果的に鬼塚さんの仕事に対峙する姿勢から、自分もいきいきと活動できる自身をおく「環境」について考えるようになった。

ポジウィルで働く鬼塚さんは、とても生き生き働いているように映った。
もちろん仕事では大変なこともあられると思うが、それよりポジウィルが掲げるミッションを遂行すべく、利用者の人生に寄り添って、自信を取り戻させているのだと分かるお人柄。
そしてそれを成し遂げるための行動力。
また、鬼塚さん以外のポジウィルのメンバーの方も、風通しが良い会社で同じ方向を向いて、日々成長されているのであろうと想像できる雰囲気。

そんな彼女と彼女が所属するポジウィルの仕事にかける熱意・生き生きとご機嫌に人生を歩める人を増やしたいという気持ちは、私の中にもあった種子に通ずるものがあった。



【私の働き方願望】

自分の専門性が発揮でき、意見を言い合え、尊重しあえる職場

・自分が役立っていると明確な反応が返ってくる環境

・自立性のある仕事・趣味、尊重しあえるパートナー



【キャリアビジョン】

信頼できる人間関係の中で、ゆとりをもって自分を発揮できる環境



仕事を辞めた後、じっくり向き合う時間はあったが、現実的でないオファーがきたり、サイトの数に対応できなかった。志望している職種の水準が高かったり、プライベートでの用事も多かった。外から見えにくい分、周囲からの要求や折衝も多くあった。やった分だけ、明確に終わる用事の方が形になって充実感さえ覚えた。
鬼塚さんにメンタルケアしていただきながら、応募を続けた。
自分の為に出来ることは、どっちですか?
それは今本当にしなければならないことですか?

ボロボロになりながらも踏ん張れたのは、「本当にこのままで、何十年後かにどちらが後悔しませんか?今、出来ることは何ですか?」という熱意ある鬼塚さんの意見をいただいたからである。


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③転職活動中について

求職活動中を振り返ると、当初は新たな希望に向けて意欲が高かった。
しかし次第に現実的な年齢制限や志望職種の水準の高さ、求職活動の長期化はキツかった。
仕事を辞めた後は心の余裕が生まれたせいか、体調は良好になったが、時間的に余裕がある分のプライベートでの用事が増えた。
外から見えにくい分、周囲からの視線もきつかった。何かしていなくてはという焦りと空回りがあった。明確に終わる用事の方を優先することも増えた。このまま周囲の言うとおりに過ごした方が楽ではないか。
しかし、これまで従った時に不満が出てくれば、それを周囲のせいにする時もあった。

転職活動中も「蓋をして楽な方に行こうとする私」は健在。
本当にメンタルケアと、お目付け役で鬼塚さんからのアドバイスを頂戴しながら内省を続けた。

内定直前段階では、用事も佳境で、ボロボロになりながらも踏ん張れたのは、「ここでどちらを選択した方が、何十年後かに後悔しませんか?」
という鬼塚さんからの意見をいただきながら、走り抜けられたからだと思う。
活動最終では、他の企業の選考結果待ちの所で、本命企業から有難い連絡があった。
翌週に。

勿論、速攻で鬼塚さんに「採用されましたーーー!」と連絡した。

結果、希望だった勤務圏から内定をいただき、将来的に運営にも携わりたいという意向も汲み取っていただけるような企業にこの秋から勤務することが決まった。
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④報告



内定が決まったため、報告をすることになった。
家族や友達etc.
何も続かない自分がもう一度、遠い地域で一人で大丈夫なのか心配されるが、挑戦したい意志を伝え納得してもらう。

ポジウィルで浮かんできた自分の希望。
新たな環境で関わる人と、活き活きとお互いを尊重できるように。
それが、今後の私の課題。 

当時嫌だったエピソードも今の自分を作っているエッセンス。
感謝しながら、今後を迎えたい。


⑤POSIWILL CAREERを検討中の方へ


現在、人生・生き方やお仕事に曖昧さを抱えている方がもしこの記事を見てくださっているのであれば、自分と十分に向き合えるサービスだと思う。

私は、何もない成し得ないと言われ諦めて折り合いをつけようとしていた時よりも、ポジウィル・そして担当していただいた鬼塚さんとの出会いの方が、自分の人生観や価値観を大きく転換するきっかけになった。本当にサービスを受けて良かったと思う。
 ただ一つだけ注意すべきことがある。それはポジウィルを受けただけで、人間を変えたいという依存心が顔を出すことである。あくまでも貴方の人生の一時に、「伴走してくれる」サービスだから、そこからのリカバリーが必要である。 自分自身と徹底的に向き合う時、膿を出す時は痛みを伴う。向き合いたくない、蓋をしたままの方が楽だと思うかもしれない。 意志あるところに道は開けるというのは、貴方自身の「変わりたいという願望」「実際の行動」が必須である。
ポジウィルのサービスを受ければ、彼らが変えてくれるという依存心は誰にでも顔を出す。

でもそこにきちんと対峙して、自分で自分を見つめ直す時間を取った暁には、絶対に変われる。そういうプログラム内容になっているからだ。
そして、自分の変化を是非感じてみてほしい。
貴方自身の中に希望の種を見つけて育ててほしい。 向き合えた自分だから言えるが、本当に目の前の景色が変わると実感している。生き方や働き方の曖昧さが消えると、本当に人生が明るく楽しく感じられる。
勿論、転職が全てではない。自分という軸をしっかり持って、マインドを変えることで、生き方そのものを変えられるんだということを、一人でも多くの人に体感してもらえたら嬉しい。

⑥最後に 〜今後の私の人生〜


4月末から10月までという、鬼塚さんに伴走してもらう期間を終えて、ポジウィルを始める時とは、本当に本当に人生が大きく変わったと思う。

今も依存心を持ち、周囲の影響に反応しやすい自分は居る。

でも大きい感情の波があることを理解し、対処していく術を身につけられた。
周囲の環境を見極めながら、自分らしく、自分の人生の歩を進めていきたい。
 

最後に鬼塚さん、いつも熱心で丁寧なフィードバック、臨機応変な対応をしていただき、本当にありがとうございました。
ポジウィルの社員の方々、そして鬼塚さんが、これからも多くの人の人生のモヤモヤ霧を晴れに導かれること、心から応援しています。

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