20代前半で鬱病になった話#1
20代前半で鬱病になった話
初めまして。ふと思い立ってエッセイを書き綴ってみる。というのも、今月、長年(約4年)お付き合いしていた鬱病の薬全てと遂におさらばできたので、漸く自分が患った病を見つめ直せる気がしたのだ。
正直に申し上げると、もう二度と鬱病になんてなりたくないし、これから先の人生で鬱病とよろしくするつもりもないけれど、いつ誰がなっても可笑しくない病だとこの身を以って学んだので、鬱病再発防止を兼ねて、また、何処かで同じ様に苦しんでいる誰かの手にこのエッセイが届いて少しでも心が軽くなる契機になってくれればという烏滸がましい願いも込めて、この場で自らの闘病生活を振り返っていきたい。
人間の脳味噌は不思議なもので、地獄の様に苦しく辛い日々を送っていたはずなのに、一番絶望していた時期の記憶が酷く曖昧になっていて詳しく書けない部分もあるかもしれないけれど、記憶を整理しつつなるべく時系列順にここにまとめていくつもりなので、何卒ご容赦下さい。
#1 【完】
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