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週報。ゲームしかしてないわけじゃないですが

良いモノ作りを見ると「負けてられない!」とメラメラ来る。やってるのは個人でのモノ作りだから大規模なタイトルとの張り合いなんて望まないのだけど。


今週のコンテンツ

アプリゲーム『学園アイドルマスター』

「ウマ娘めいた育成周回を、Slay the Spireめいたローグライクカードバトルで行う」そのように紹介する人は多々居るだろう。しかし、それは人に情報共有するためだけの文字の並びだ。

これは新しい、今の、アイドルマスターだ。

ライブシーンで輝きをメモリーに残そうとカメラを構える。三分割線を出し、カメラスイッチングを確認する。このときほどアイドルを魅せることを志向してる瞬間は中々無い。まさしく”プロデューサー”が求める"アイドルプロデュース体験"をするためのゲームだ。

道具が揃ってるのだから真剣に撮れ

しかし、ここでは成長体験の部分についてだけ触れたい。丁度いいハードルと、それに見合った報酬を置くことでプレイヤーがというやつだ。
このゲームは「今までカードゲームをやって来なかった新規勢をとりこぼさない」点で抜群に作り込まれている。


ライブで撮影した写真が名詞として全世界に公開されるとなれば、ね

懇切丁寧なチュートリアル、カードプール拡張速度の刻みぶり、ミッションの進捗に紐づけたゲーム側の機能解放、全てが新規プレイヤーが入りやすく一通りを楽しむまで遊べるようにできている。「ゲームを開始したらコンテンツが多すぎて何から手を付けたらいいかわからない!」とは言わせない気概がある。

例えば、カードプールの解放はプロデューサーレベルに紐づく。

8時間?くらい遊んでLV.15に居たので3倍くらい頑張れ

1Lvが上がるごとに通常プレイにおいて出現するカードの種類が1~2種類増えていく。もちろんカードゲームなので"好調", "集中", "やる気", "元気"などキーワードに溢れているがそれぞれの解放も一定の間隔を置いて行われる。

このレベル上げの経験値に大きく寄与するのがアチーブメントであるのがニクい。
結果として様々なアイドルをプロデュースして回ることが正解のプレイとなり、自ずと様々なアイドルの魅力に触れて回ることになる。

清夏の次はことねかな

成長体験の切れ目はゲームの切れ目だが、切れる頃には担当アイドルの一人や二人できていることだろう。

いつ始めても、最後まで楽しく遊ばせてくれるゲームで自分がプロデューサーか将来プロデューサーになる人かを確認しよう!


オマケ

通常プレイの難易度RegularとProで消費スタミナが異なるのが"意図"がある。これが凄まじく良い。
アイドルごとに育成周回をする毎に一定段階までステータスに補正が入るようになっているため、初めの育成は成長度合いが低めになる。よって初めはRegularからが良い。この判断が発生した時が一番の感動ポイント。

この一覧に別の育成シナリオが現れた時、やはり『学園アイドルマスター2』になってしまうのか。それとも…

コンシューマゲーム『クロノアーク』

しれっともう一本、Slay the Spireライクと言われるローグライクカードゲームをやっていた。「Slay the Spireライク」はもう聞き慣れた言葉。でも簡単に使うと体験を小さくまとめてしまう危険性があって。

このクロノアークの場合は「最強のデッキを作る」というよりは「共に旅する仲間との一体感」を表現するゲームに感じた。目指す体験、得られた体感が異なればそれはやっぱり違うゲームだ。

クロノアークにおけるデッキは仲間1人につき5枚以上ずつのカードによるデッキの組み合わせとなる。最初の仲間は2人、その後ステージが進むと仲間が増えていく。この仲間たちがそれぞれに個性を持っていて。そのシナジーのパターンが爆発していくというわけ。

私が始めてプレイしたときは、自傷や被ダメージを攻撃力に転化するアタッカーのヘインとバリアを貼れるディフェンダーのアイアンハートを用意した。組んだ時は思いもよらなかったが、バリアで受けきったダメージもヘインの攻撃力に転化されることがわかり火力が爆発していった…というわけ。

「今AIが凄いのは、コンピュータが凄いのは、コンピュータが凄い社会を作ってきたからだ」

3ヶ月おきに改編期はやってくる。ラジオの番組編成が変わって落ち着いていた時間が移動したり無くなったりする時期だ。同時に新しい番組と出会える季節でもある。結果として凄まじく好みの番組に出会ったり。

18時台に聴いていた他番組が終わったことで聞き始めた「アーサー・ビナード ラジオぽこりぽこり」が最近聞き始めた中で一番楽しく聴いている。

含蓄が凄い。コンピュータが発展したことで得られたもののことは十分に好きなので、この言葉から過激な感情を覚えることはないのだけど。
社会の仕組みに、環境が常識として定めることに違和感を感じるのは難しい。


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