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「ざわつく日本美術」と「北斎づくし」

サントリー美術館の「ざわつく日本美術」と、同じく東京ミッドタウンで開催中の「北斎づくし」を見てきました。

どちらか一方の半券を提示するともう片方が割引になるので、一緒に行くとちょっとだけお得です。何とどちらも写真撮影可。

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「ざわつく日本美術」はこれまでにない切り口の展覧会でした。

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普段見られない能面の裏側だったりとか…

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美術品とそれが収納されている箱が一緒に展示されていたりとか…

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放屁合戦絵巻とか…

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いつもとちょっと違った目線で美術品を鑑賞できる面白い展覧会でした…!!


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「北斎づくし」の方は、本当にこれでもかというほど北斎の作品を堪能できる展覧会でした。

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現実の生物だけでなく架空の生物も微に入り細を穿つように描かれているのが凄まじい…

絵がうますぎて意味が分からない…

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絵の描き方に「これが王道」なんてない、か…

身につまされる言葉です。

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現代の漫画表現に通じるような作品も。本当に江戸時代の方ですか…??

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凡人から見ればこんなにびっくりするほど上手いのに、北斎自身は決して満足しておらず、七十歳を過ぎてなお研鑽しようとする姿勢が凄すぎる…

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自分が北斎の作品の中に入り込んだような展示空間もとても素敵でした。


「ざわつく日本美術」は8月29日(日)まで。「北斎づくし」は9月17日(金)までです。

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