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生保営業に転職して失敗しました。

はじめまして。
タイトル通り、生保営業に転職して失敗した20代女です。

現在は退職し、精神的にも落ち着いてきたので生保営業としての3年の経験をまとめようと思い noteを書き始めました。

今回はこの業界に転職しようと思ったきっかけを書きたいと思います。



最初になぜ営業職に挑戦しようと思ったのか


わたしは、大学を卒業したあと接客業を数年経験しました。
お客様対応はわたしにとって辛いものというよりも、楽しくてやりがいを感じるものでした。

お客様のニーズを確認し、提案して商品が売れ、お客様が喜んでくれることがとても嬉しかったです。接客業なので、クレームを受けることもありましたし理不尽なことを言われることも多かったです。ですが、それはあまり気になりませんでした。

なので、今度は自分でお客様を作りたい!という気持ちになり、対個人の営業職へのキャリアチェンジを最初から決めていました。

転職活動もそれを軸に進めていき、営業職の厳しさなども会社説明会や面接の場などで聞いて職業研究をしていきました。(研究というほど大げさなことではない)その中で、わたしには難しそうだなと感じたことは「新規飛び込み」と「新規テレアポ」営業です。

新規飛び込みで個人宅のインターホンを鳴らしてお話を聞いてもらうのは、セキュリィ意識も高くなっている上に、共働き世帯も増え昼間在宅されているお家は少ないということから環境として厳しいと感じました。
(実際、事実だと思います……。)

テレアポもほとんど同じ理由です。昼間在宅しているのは高齢者の方が多いと思うで、そこでの営業はトラブルも多そうだなと感じました。

なので、ルート営業や既顧客のフォローを通じた営業ができるという点に重点を置き転職活動を進めることにしました。


ここで生保営業経験したことがある方は
「生保営業ってばりばり新規営業じゃね?」
ってなると思います。


本当にその通りです。生保営業は新規営業です。
ここでわたしがちゃんと理解していれば、生保会社には入社していなかったです。


そんなわたしがなぜこの業界に転職してしまったのか



一言で言うとこの業界(他社も含めて)求人票では新規営業だとはわかりにくい書き方をしているということです。

本当に世間知らずだったと思います。ですが、そうやって入社してくる子が多すぎるのはやっぱりわかりにくい書き方をしているってことだと思います。

具体的には……、


「既契約のお客様のフォローを通じて感謝していただくお仕事」
「すでにご契約いただいているお客様からのお問い合わせに対応し、保険の見直しをご提案」
「アフターフォローを重視」
「身内や友達への勧誘はありません!」
「お取引のある企業の従業員の方への提案なので地盤がある状態での保険提案」


マジで言葉巧みすぎる
これ読んで一発で新規営業ってわかる人ってどれくらいいるの……?(この辺に関しては掘り下げた記事を書きたいと思っています)



周りに生保レディがいるとか、それこそ入社して違ったって人がいるとかじゃないと気づかないと思うんです。

実際この求人内容を見て、大企業でもあり女性が多い会社ならではの福利厚生も充実しており、面接を受けにいきました。そして、優しい女性職員の会社説明を聞き、人当たりの良さそうな所属長と部長の面接をクリアし入社することにしました。


そしてこの会社説明会も巧すぎるんです。


わたしはひとつの映像を見せられました。
世帯主を病気で亡くした家族が、その世帯主の入っていた保険のおかげで子は望んでいた学校に進むことができる。そして、妻が「◯◯さん(保険会社)が勧めてくれた保険のおかげです。ありがとう」みたいなことを職員役の女性に言う内容です。

当時は本当に感動して、泣きそうになりながら面接を受けたことを覚えています。使命感、責任感を感じてこの仕事がしてみたいと思った気がします。



ここまでがわたしの入社に至った経緯です。



同じ経験をした方はたくさんいると思います。
弊社だけでも毎年全国で約何千人もの人が入社し、3年以内には80%のひとが辞めている業界ですから……。


次回記事では、入社日当日の珍エピソードやおもしろ(皮肉)上司の話を書きたいと思います。


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