見出し画像

日記 2/11

都営新宿線、普段はあまり使わないから気づかなかった。
黄緑がかわいい。


「文章で生きるゼミ」の第二回を受講してから、麻生要一郎さんのことを知った。まわりの人に、自分に、丁寧に接する麻生さんの言葉は心地いい。

今日は、麻生要一郎さんの『僕のたべもの日記』に登場していた幡ヶ谷の「喫茶・壁と卵」へ。
お店の方の、案内してくださるときや注文を取ってくださるときの仕草や、話し方がとてもあたたかい。目をみて微笑んでくれるから、勝手に母親のような安心感を抱く。
店内には他にもお客さんがいたが、お店の方がひとりひとりと目に見えない部分でも対話していて、不思議とその場にいる全員が繋がっている気がした。



ポークビンダルーカレーは、スパイスが効いているけど優しい味で、心がほぐれる。

帰り際、扉の開け方がわからなくてあたふたしていたら、お店の方が「そこ、下に押すと…」って優しく教えてくれたから、どん臭くてよかったとさえ思ったりもした。

帰りに三越伊勢丹の「サロン・デュ・ショコラ」に寄ろうと思ったが、そんな軽い思いつきで入れるほど易しい場所ではなかったらしい。入場規制がされていたので、来年はちゃんと予約をしておこう…。
新宿に行くと毎回、惨敗したみたいな、そんな気持ちになる。新宿を歩くひとはとにかく全員確固たる意思があって、早足で、一瞬でも立ち止まったらどつかれそうだ。


「なんでこんな人が多いんだ…」と思うけど自分もその中の1人なんだから仕方ない。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?