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テクノロジーとの向き合い方

今日のふと感じたことが、テクノロジーとの向き合い方によって人間の在り方、姿が大きく変わるだろうなということだ。

ここでは基本的には情報のテクノロジーという私の狭い知識や感覚によってであるが、そもそもテクノロジーのメリットとは何であろうか?
今話題になっているChat GPTなどによって、自分では出来ないことを、短時間で、効果的、効率的にできるということが最大のメリットであろう。
それによって私たちは、素人でも個人でも、いろんなことができるようになってくる。まさに個人の時代になってきた。
ChatGPTは文書だが、次は音、その後は映像と進化していくだろう。
過去の時代の流れと一緒で、本→ラジオ→テレビとようなことと同じだ。

一方で、テクノロジーのデメリットとは何であろうか。デメリットとかくと私がそもそも思い込んでいる節があるが、メリットの逆がデメリットとなるだろう。
ポイントは、自分の手、足、頭でやる必要がないということである。
それによって、今までかかってきた「手間」がなくなる。
この「手間」があったことで、技術を使用したときに楽になることが非常に助かる。この「手間」という過程において、人は考える、試すということを試行錯誤を繰り返す。それによっていろんなことを理解し、感じる。
まさにこの点が楽しい部分ではないだろうか。
作家の東浩紀さんがよくいうのは、人間は考えなくなった、と。
考えた上で、人から聞いたことや教えられたことが初めて自分のためになる。
逆にいうと、考えていない人は学ぶことができない。

色んなことを述べたが、つまり私が冒頭に言ったテクノロジーとの向き合い方はこうあるべきと思う。
本質を理解した上で、テクノロジーを活用するか、ただ使用するかで大きく違う。使用ではなく活用することで、物事をする上での大事な手間を通じて味わえる面白さなどの感激な喉の感情や感覚を忘れてはいけない。
本当の意味で楽しめる人が幸せになれるのではないかな、と手で豆を引いてコーヒーを入れてふと思う今日です。


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