日記は未来を描くものだと思う

私は今
・週末野心手帳(絵日記)
・ジブン手帳(過去の日記)
・5年手帳(未来へ送る過去の日記)
・逆算手帳(未来のスケジュール)
・何でもノート(現在のTODO 、メモ)
の6冊の日記・手帳・ノートを日々うまいこと使っています。

よく人に「どうやったら手帳をうまく使いこなせるの?」とか「なかなか続かないんだよね。どうしたらいい?」って聞かれるけど、特に必要ないなら焦ってやらなくていいんじゃない?って思います。こう書くと投げやりな印象になっちゃってなんか後味悪いけど。

習慣、無意識の動作を作るのって本当に難しい。

無意識の行為を連続させて行うには、習慣にしたいこと(=慣れていないこと)への苦行に見合った報酬や実効感をいかに発生させるかがポイントなんだと思います。

手帳や日記って、今手を動かしていることに対しての報酬や実効感の発生の時間差が大きいものだと思うんですね。

一番手軽な週末野心手帳での見開きのページを埋めるのに最低でも3日、4日、かかる。(ジブン手帳は7日、逆算手帳は1ヶ月)でも1ページ埋められたからといって満足感が生まれるわけではなく、ある程度何ページか(もしくは1ヶ月単位で)完成しないと達成感は生まれない。

そして、「日記や記録をつけていて良かった・・・」ってしみじみ思うのっておそらく数週間、数ヶ月後に起こることじゃなく、数年経ってみてのことだと思うんですよね。

去年はああだったなぁとか、あの頃はこうだったなぁとか。いつも春先は調子が悪いとか。


私もようやく毎日日記を書けるようになったレベルの人間です。「記録をつけていてあぁ、良かったなぁ」と思える出来事はまだまだ少ないです。

どういう記録を残していることが私にとってメリットなのかは数年後になってみないと分かりません。

でもだからこそ、日記や手帳って未来への自分を考えるいい機会だと思うんです。

○年後にはこういうわたしでいたいからこういう記録をつけておこう、とか、(不安症な私は)こういう時期もあったけど、なんとかやってきた過去があるから自信になるだろうとか。

毎日ちょっとずつ未来の私に「今日はこれをやったよ」「きちんと生きていたよ」って報告をしている感じです。

何をどう足掻いても過去には戻れません。でも記録をつけていることで少しだけタイムスリップ出来るような効果があると私は思っています。

今は二度と戻らない、だからこそ、今のことを今日も私は記録をしています。


うちの金魚に美味しいエサを食べさせたいと思います。