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この3つの力が人生の質を上げる「意志力」+1

人生はセルフコントロールで決まると考えているんですけど、じゃあそのセルフコントロールをどう鍛えているのかと考えたときに、あまり明確な方法を取っていなかったので、この場で意志力について考えていこうかと思います。

意志力について言語化していく中で、全体像やtodoを明確にしていき、このシリーズを読むめば(書けば)意志力が鍛えられるようにしていきます。

ちなみに意志力についてまとめる上で参考にする本は、「スタンフォード大学の自分を変える教室」です。この本はほんとおもしろい。2018年、ナンバーワン。

人生の質は意志力の扱い方と比例する説

何かを成し遂げたい、何かを止めたい、と強く願う機会がありますよね。このような感情は、老若男女問わずだれもが抱えている気持ちだと思います。そしてこの気持は、基本消すことができないものでしょう。

こうしたい!という欲求がない人間なんているんでしょうか。つまりぎゃくを言ってしまえば、だれもがこの欲求とうまく折り合いをつけなければいけないわけです。であれば早めに管理運用できたほうが人生の質は上がりそうな感じがしませんか。

お酒を飲むのもギャンブルをするのも好きな子に声をかけるのもダイエットするのも、もとを辿れば意志力に行き着くわけです。人生の大事な場面で意志力は必ず重要になりますから、上手に扱えるようになって損はないでしょう。

とは言いつつも「意志力」という胡散臭いし掴みどころのない概念について、どのように理解を深めればいいのか悩んでおりまして。そんなときに見つけたのが、「スタンフォード大学の自分を変える教室」だったのです。

やる力・やらない力・望む力

意志力(セルフコントール力)とは要するに、自分を管理する力です。言い換えると、自分を律する力ですね。この力を持っている人は、自分の感情をうまく管理できていますし、行動にも一貫生がありますよね。自分を律することができているわけですから。

ではこの意志力とは、どのような要素で成り立っているのでしょうか。意志力の要素を抜け漏れなく洗い出してみましょう。

スタンフォード大学の自分を変える教室」では、意志力を3つの力として分類しています。

1.やる力
2.やらない力
3.望む力

意志力と漠然と言われていますけど、具体的に要素分解していくとこの3つになるわけです。そしてどのような場面にせよ、この3つのどれかの力を使って自分が欲しい結果をたたき出しているのです。

つまり意志力を鍛えるとは、この3つの力を鍛えることなのです。具体的な鍛える内容としては、何かをやりたい!、何かをやらない!、何かをしたい!、この3つの「!」を後押しする方法だと考えるとわかりやすいです。!を後押しするにはどのような施策が必要なのでしょうか。

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始めの一歩:自分の欲求の種類を知る

意志力を意識するとよくわかるのが、自分の頭の中に誠実な自分と不真面目な自分がいることです。

意志力をうまく使っていきたいと思っている自分と、意志力なんてどうでもいい体たらくな選択をしてしまう自分。この2つの自己のせめぎ合いがあるからこそ、意志力が大切になるわけです。

ここで大事なのが、自分の欲求をしっかり把握すること。自分の頭の中に渦巻いている欲求は何か、どんな種類かを知りましょう。というのもどんな欲求なのかメタに把握できていないと、次の対策が行えないんですよね。

そうなると、なんかモヤモヤしてるけど解決策がわからなくなってしまいます。悩んでいるけど問題がわからないというのは、メタに自分を把握できていないから起こるので、まずはじめに自己認識を行う必要があるのです。

意志力の実験
今日1日で重要な選択をした瞬間を思い出して、どのような力を使ったか省みてみよう

まとめ

意志力の3つの種類と始めの一歩について説明しました。

次回から意志力の具体的な說明に入っていきまーす。


読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。