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会社は従業員なんてどうでもいい!と主張する人がおかしい理由

会社からこんな待遇を受けた。従業員の将来なんてどうでもいいんだな。この会社を信じるなー

Twitterでは会社ディスツイートがよくバズります。ただこれらのツイートを読んで感じるのは、ツイート主の解像度の低さです。

会社はぼくについて考えてくれない!と主張するのは好きにすればいいんですけど、そもそもの会社の存在意義とかあなたがそこにいるのは自分で選んでいる前提とか、そういう話はどこへ行ったのでしょう?

会社は株主のためにある

細かい話はすっ飛ばしますが、会社は経済活動を行うために作られる組織であり、お金を生み出して価値を提供するのが最大の目的ですよね。ここの認識は誰もがあっているはずです。

つまり前提として、従業員を家族のように迎え入れる場ではありません。売上が低下して倒産の危険があるなら、リストラするのも合理的な選択と言えます。そういうゲームなわけです。

もちろんだからと言って違法な行動はダメです。(念の為)

その会社を選んだのはあなた

たとえば、今働いている会社は誰かに命令されて入社したのでしょうか。いいえ、自分で選んでいますよね。自由意志で選んだ会社をディスるのは「おれの恋人さ〜メンヘラなんだよね」と自分の選球眼のショボさを言いふらすダメ人間並に見てられない行動です。

もちろん、自分で選んだからすべてはあなたの責任と言うつもりはないですけど、責任の50%はあなたが持っていると言っていい。自分の意志でその会社に入っているわけですから、そこは覚悟を決めないといけませんよね。

現状を変えればいいのでは?

会社は株主のためにあるのと会社選びは自由意志である2つの前提を理解すると、会社にヒドイことをされたら転職すればいいですよね。

転職なんて簡単にできない!みたいな主張もありますけど、一生安泰な会社なんて存在しないんですから、どうしてリスクマネジメントしておかないのか不思議です。恋人にDVを受けて困っているのに別れない人みたいな不気味さがありますよね。一貫性がバグっている。

まとめ

会社の文句を言うのはいいんですけど、前提は理解しておく必要があります。そしてその文句が現状打破に繋がっていないのなら虚しいだけ。空に向かってツバを吐いても、汚れるのは自分の顔ですから気をつけたいところですね。



読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。