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もし自分が障害を背負ったら。。。を疑似体験できるドラマ

アマゾンプライムにあり、松坂桃李さんが主演なので観てみました。松坂さんのイケメンなのにフツメンの雰囲気を醸し出す佇まいがとても好きです。本作でもかっちょいいです。

あらすじ

主人公の松坂さんは、作中では29歳。20歳のときに事故にあって下半身不随になってしまいました。車椅子になった彼は、学生の時から夢だった一級建築士になり、日々仕事に邁進しています。そんなとき、仕事の関係で学生時代の同級生の山本美月さんに出会います。

山本さんの初恋の相手は、松坂さんです。初恋の相手との偶然の出会いに驚きつつも喜んでいた山本さんでしたが、下半身が不随である事実に気づき、さらに驚きました。

この出会いから、松坂さんと山本さんの恋が始まっていきます。

登場人物がみんないい人たち

生きがいが2人を動かしている

以前noteに書いた「強く生きるには生きがいが大事!」にドンピシャに当てはまる話で、生きがいがここまで強い意志を生むのかぁと感心しました。生きがいが爆発的なエネルギーを生むのだと再認識です。

ちなみに生きがいを生み出す4つのポイントは以下です。

1.つながり

2.目的

3.超越

4.ストーリーテリング

パーフェクトワールド」の松坂さんと山本さんの例で言えば、健常者が障害者の気持ちを理解するのは難しいでしょうし、逆もしかりで意思疎通は難儀だと思われます。

しかし100%お互いの気持ちが理解できなくても、互いにつながりは感じられますし、目的意識を合わせることもできる。そして自分たちを超えるような特別な経験を繰返し、自分たちの今までの物語を意識すれば、爆発的なエネルギーは生み出せる。

つまり、理屈だけでは乗り越えられない逆境も乗り越えやすくなる。その乗り越える体験を間近で観ているようで、ジーンと来ました。

自分だったら4つのポイントをどのように強調するだろうか?

と考えながら観ると、大変おもしろい作品でした。今後の人生で逆境に襲われたとき、このドラマで学んだことを活かしたいところ。

まとめ

登場人物に「目的に悪意がある」人がゼロなので安心して楽しめるドラマでした。目的は善意なんだけど、お互いの善意同士がコンフリクトしたときの対応が、とても勉強になります。

あと、演技がみなさんお上手で違和感がない。甲子園のマウンドにダンスができるグループの細マッチョが混じってるとか、そういうバグがないのも良かったです。プロがプロ根性を出してやってる感が伝わってきてグッときます。

読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。