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もし本を同時に何冊も読むならコレには気をつけたほうが良い

本を何冊か並行読みするのは悪くないんですけど、同じ読み方を同時に2つするのは負担が大きいから止めたほうがいいかも、という個人的な失敗談を紹介します。

読書が好きな人ほど陥るので気をつけていただければと。

本の読み方の種類

ここでの本は、小説や漫画、雑誌などを除外した実用書のこと。ぼくが考えるに意識的な努力が必要になる本は3種類の読み方があります。

1.じっくり通読する
2.がっつり熟読する
3.ざっくり目を通す

1つ目は、ビジネス本に多い読みやすくてわかりやすい構造の本です。たとえばメンタリストDaiGoさんの本はじっくり通読するのに最適。図解やまとめ、ワークなど盛りだくさんで、彼の著書はどれも読みやすいです。

2つ目は、専門書のようなざっくり目を通して読んでも理解が追いつかない本です。技術系や学術系の多くはこの分類。専門用語なども多く、読むのに集中力とエネルギーを求められます。

3つ目は、通読するほどでも熟読するほどでもないけど、この部分だけは読んでおくか、という本。参考書のイメージですね。今自分がほしい情報に手を付けやすい構造になっています。

がっつり熟読は2冊並行してはいけない

ぼくが犯した過ちは、がっつり熟読する本を2冊、じっくり通読する本を2冊用意し、並行して読み続けたことです。やってみるとわかるんですけど、情報の処理が追いつかなくなります。

がっつり熟読本が2冊になると、読もうと思うエネルギーが減っちゃうんですよね。読む時間は作ろうと思えば作れるんですよ。ただ読みたいと思えなくなる。

しかも熟読本は読了までが長いので達成感も得づらく、「どっち読もうかなぁ。どっちもつかれるから止めようかなぁ」みたいな心境になりがち。1回読み始めたしどうせなら読み終えたい気持ちにもなり、エネルギーを多く消耗しました。もうやりたくない。

この失敗から学んだ教訓

2021年の1月は並行して5冊読むことになりそうなんですが、2月からは3冊に抑えて上手にエネルギーを使えるようにしたい所存です。がっつり熟読本を2冊同時には読まないことが大事。

もちろん読もうと思えば読めるんですけど、読みたいと思わなくなるんですよね。食べようと思えば食べれるけど食べたくないときあるじゃないですか。あの心境になっちゃう。

なので自分が消化しやすいペースで本を読むのが大事だなぁと改めて気付かされました。みなさんもお気をつけて。

読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。