今すぐ仮説思考の質を上げてくれるとある実験をご紹介
人生を豊かにするためには、仮説を持った行動の数を増やす必要があると考えています。「こうなんじゃないか?」とひらめいたアイデアをしっかり実行に移し、その結果から何かを学び取ること。
この繰り返しが人生の色を豊かにするのは間違いありません。ただどのように仮説を持って行動すればいいかわからない場合もあると思うので、そんなときに使えるフレームワークをご紹介します。
小さなアクションを増やす「行動実験」
これから紹介するフレームワークの使い方はカンタンで、いくつかの要素を上から順番に記録していくだけです。このフローを踏むだけで行動するときの仮説が思い浮かびやすくなったり、仮説が浮かんだ頭の構造が明確になるのでぜひやってみてください。
使う記録表はこちら。
使い方をざっくり解説します。
1.予測:その行動を起こしたら何が起こるだろうか?
2.レーティング:ステップ1で書き込んだ予測がどのくらいの確率発生するか0から100%で書き込む
3.実験:ステップ1で立てた予測がどれだけ正しいのかを実験で確認する
4.結果:ステップ3で考えた実験を通して出た結果を記録する
5.学習:実験から学んだことを書き込む
6.レーティング:最後にもう一度最初に考えた予測のレーティングを0から100%で書き込む
要するにPDCAだよな、と思われるかもしれませんが、本来「行動実験」は、不安や失敗の恐怖から自分を守るのが目的で使われているフレームワークです。ですので小さいアクションを増やすにしても、メンタルの安定も保ちつつ行動を増やせる利点があります。
もちろん小さいアクションヲ増やす場面ではなく、不安や恐怖を感じる場面でも効果を発揮するフレームになっておりますので、そのような用途での使用にも最適です。
実際の使用例
ぼくが実際に行った「行動実験」を紹介します。
ぼくは2020年の3月の終わりからnoteを更新していますが、毎日書くのに飽きてた時期がありました。飽きても習慣化して続けるつもりではありましたが、もうちょい刺激がほしいなと。
そんなときにこの記録表の予測を書き込み、おもしろそうな実験を考えました。そして試しに実践。その結果、podcastやyoutubeの配信も日頃のルーティンに組み込むことに成功しています。やってみるとわかるのが、チャネルと発信方法を多様にするだけで新しいアイデアが浮かびやすくなります。
それにふだんは頭の中でやっていることを紙に書き出し、数字に落とし込むだけで行動はやりやすくなりますし、行動を行ったあとの振り返りもやりやすいです。つまり、問題への理解が進み自信が湧くのです。
しっかり説明できるロジックを持って行動ができるので、その予測が外れたとしても問題ありません。失敗したという経験を得れています。
ですから新しい行動を小さく試したいとき、不安で行動ができないときは、ぜひこのフレームワークを試してみてください。気分が軽くなります。
動画解説を今すぐ観る↓↓↓
読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。