この合わせ技なら高確率で因果関係を読み取れる「批判的思考」+11
クリティカルシンキングシリーズの続きです。(+1,+2,+3,+4,+5,+6,+7,+8,+9,+10)
前回は、因果関係を決定する方法の1つ、一致法を解説しました。今回は、「一致と差異の併用法」ついて解説していきます。
一致と差異の違いとは一致法の使い方を振り返りつつ、一致と差異の違いを考えてみましょう。
一致法とは、似たような出来事Aと出来事Bが起きたときに仮説として立てられる原因が同じXだった場合、2つの出来事の原因をXだと考える手法です。(例:集団食中毒)