デザイナー、2年目を終えて
4月に入り1週間が経ってしまいましたが、昨年同様1年の振り返りをします。1年目の振り返りはこちら
この1年で伸びたこと
周りの人のことを考えること
得意になった、と言えるほどではありませんが……ここ半年くらいは相当意識していました。
良いように表現してしまいますが、自分は合理的に考えすぎるために人間らしいコミュニケーションが欠如しておりチームの雰囲気を悪くしてしまうこともしばしば。
現在では「○○の文脈で」「××という言葉を使うと」「△△と感じる人が多い」というようにパターンを覚えていってそれをやらないことで改善が見られました。
……このアウトプットの仕方自体が人間味が無いなあとは思うのですが、正攻法で改善できないよりは邪道でも改善できる方がベター!と割り切っています。
フロントエンド周りのこと
社内でreactが使われることが多くなり勉強しました。ロジックを書いて動かすほどのことは出来ませんが、propsに合わせて表示内容を変更するとかスタイルを変えるとか、そういったレベルであれば自分でも出来るように。
要件を見て自分で出来るのかエンジニアに頼まないといけないのかをある程度判断がつくようになったのも業務の上では大きいかもしれません。
あとは、学習する中でエラーを読む癖はついたと思います。以前はエラーが出ると同時にエンジニアに泣きついていたので……次元の低い話ではありますが進歩は進歩です。
プロダクトの根幹から考えること
これについては自分の能力が伸びたというよりは、そういった経験をさせてもらえている、と言った方が正しいかもしれません。
不動産売却事業の立ち上げや、あまり言えませんが事業の根幹に携わらせていただいています。(不動産については以下にリンクも貼っておきます)
まだ2年目の人間にもそういった裁量を与えてくれた会社には感謝しつつ、「本来はこうあるべきだ」といった議論を白熱させています(笑)
建設的な、健全な議論は良いプロダクト作りには必要なはず。ユーザーのためには何を追求するのか?とは言え自社の利益を生むためには?と様々な角度から考えるのは難しくもあり楽しくもあります。
この1年で変えられなかったこと
色々あると言えばあるのですが、割と1つのトピックに集約される気がします。上手く行かないときにチームの動きをどう最大化するか?の動きです。
物事が上手く行っているときは得てして雰囲気が良く、みんなが主体的に協力ができます。
上手く行かないときは暗くなったり発言が出にくくなったり……それを打開できるだけのテクニックは身につけられませんでした。
人間の思考や感情をパターン化してどうにかコミュニケーションをとっている自分からすると、ネガティブな空気のときはイレギュラーなことが多くて打ち手を見つけられず終いに。
自分1人で言えば予算が達成していようがいまいがやることは「プロダクトを成長させる」という点で変化がなく、大して感情の変化もありません。
しかしチームという単位で見るとそうは行かないので、良い空気を作り出せるようになることは急務に感じています。
3年目に向けて
そろそろ「個」で成果を考えていてはいけないなと思っています。2年目のうちにリードデザイナーに任命していただいたのですが、リードだから自分がどうにかするではなく、自分の知識なり技術なりを周りに伝播することで「チーム」として成果を考える必要を感じているところ。
苦手と言えば苦手な分野なのですが……そうも言ってられません。これまでの人生でやってきたように、ひとまず色々なトライをしてみてたくさんエラーもしてみます。
その中で少しずつ改善していき、3年目が終わる頃にはもっとチーム力を上げていきます。
そうは言ってももちろん個人の能力の研鑽も。昨日は丁度UX DAYS TOKYOに参加してきましたがまだまだ足りていない能力だらけだなあと痛感しました。こちらも引き続き、コンフォートゾーンを超えて高みを目指し続けます。
最後まで読んでいただいてありがとうございます!