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自分の領域を自分で狭めないために

世の中には色々な職業があり、それぞれの専門とする分野があります。しかし専門性を持つことと専門外は手を出さないことは別だなと感じたのでまとめてみます。

目次
1. 専門性を持つこと
2. 専門外は手を出さないこと
3. どうすれば良いか?
4. まとめ


1. 専門性を持つこと

「この分野は他の人に負けない。何を聞かれても大丈夫。」と言えるならきっと専門家でしょう。あるいは周りの人から「これはあの人に聞いた方が良いはず。」と頼ってもらえるのも専門性が高い人です。

これは持論ですが、ある分野においてプロフェッショナルな人は似たような分野にも詳しい人が多いです。私の周りの事例ならデキるWebデザイナーは大抵コードも書ける、など。

どんな分野でもそれ単体で成立していることはなく、前後に色々な関わりがあります。プロフェッショナルな人ほど関わりのある物事に興味を持ってどんどん手を広げていくのではないでしょうか?


2. 専門外は手を出さないこと

「自分は○○の担当だから××はやらない。」そういうスタンスの人に遭遇することがあります。強い言葉を使うなら、私はこういった人に全く共感ができません。

○○の担当であることと、××をやらないことには何も関係が無いと思っています。時間が無い・面倒臭い・興味がないなどと宣言してもらった方がよっぽど理解できます。

「××をやらない」という人は、専門分野を更に深めたり広げたりする機会を失っていることと同義ではないでしょうか?


3. どうすれば良いか?

何かを求められたときに、その場で自分にとって役に立つのかを判断しきらないことだと思います。初めての瞬間は誰しも素人であって、どんな効果がどれくらい生まれるかの目算が出来るはずもありません。

まずはひとしきりやってみて、その上で継続するのか他の人に任せた方が機能的なのか……などの判断をした方がよっぽど上手く行くはずです。場合によっては「このレベルまでは必要だけどこれ以上は外注した方が良い」といった指針が生まれるかもしれません。

また、実際やってみたところメチャクチャ役に立たなくても「次以降このやり方では時間をかけない」という判断基準になります。初めから諦めたのと、経験の上でやらない判断をするのでは、確実性が違います。


4. まとめ

* 今の専門分野に責任を持つことは前提に、専門外の分野でもまずは試しに挑戦してみる。
* その上でもっと詳しくなりたいのか、ほどほどで留めておくのかを判断する。
* 初めから分かった風に「やらない」判断をしない。

つい最近この内容で嫌な気持ちになる事例があったので、どうすれば自分は良い成長が出来るかを考えてまとめてみました。


最後まで読んでいただいてありがとうございます!