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デザインの効果をもっと証明したい

デザインと題しましたが、ほぼビジュアル制作の話です。
美しく整理をすることや、見やすい構成にすることの効果を誰もが分かるような形にしたいと強く思う毎日です。

「どんな成果になるのかが分かると嬉しいな!」

先日自社サービスのロゴコンペがあり、私の制作したものを採用していただきました。
せっかくだし、デザイナーが何を考えて制作しているかを説明したいなぁと思って、ウィニングランならぬウィニングプレゼン?をしました。
私は日頃からビジネスサイドとデザインサイドがもっと密接になれば事業の成長が促されると信じており、いい機会だと感じたためです。

主には「へ〜そんな考えがあるのか。知らなかった。」といった反応を頂けたため、意味のある時間になったと満足をしています。
ただ1点、頂いたコメントの中で「考えている内容はとてもよく分かったし、聞けて嬉しい!更に言えばどんな成果になるのかが分かると嬉しいな!」といったものがありました。

その方の人となりは理解しているので、皮肉や悪意をこめてのコメントであることはまず考えられません。
純粋にこのロゴがどれくらい売上やブランド認知度や継続率など、目に見える数字に関与するのかが知りたい、という意図だったと思われます。

しかし、私は確たる答えは出せませんでした
仮にロゴを変えてA/Bテストを行っても、そう大した変化は見られないでしょう。
良い結果が出ることは信じていますが、その根拠を証明する方法は全く浮かんでいません。

ビジュアル制作の効果とは

今回のことは、ロゴに限った話ではありません。
要素をグリッドに揃える、役割と見た目を一致させる、情報が分かりやすい構成を考える。
こういったことでユーザーの使い勝手を向上させられるのは事実です。
ではその使い勝手の良さにより、いくらの売上になるのか……?

世の中の全てのものが数字では表せるわけではありません。
「優れたビジュアル」の効果も、非常に表しづらいものの1つでしょう。

ただ、だからってしょうがないよねで終わりたくないというのが素直な自分の気持ちです。
そこには理屈も理論もなくて、心がそう思ってしまいます。

めっちゃくちゃ色々なことが良くなるんです!ということを伝えるために、どうにかデザインの証明をできないでしょうか?

証明(しょうめい)とは、ある事柄が真理もしくは事実であることを明らかにすること。

Wikipediaから引用して来ました。
真理もしくは事実であると、明らかにはなっていないと思います。
デザイナー達の心の中では真理なのかもしれませんが、一般的な価値観では無いことを認識しています。

難しい、全然うまくやれる気がしない。
それでもどうにかして証明がしたい、というお話でした。

今回は問題提起でもなく課題の解決の仕方でもなく、ただただ気持ちを吐露したのみとなってしまいました。
が、たまにはこういう投稿も有りかなと思っています。

もし、同じようなことを思っていて一緒に何か活動してくれる人がいたら嬉しいなあと思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます!