公式チュートリアルを理解する基礎体力
最近GatsbyJSを勉強し始めました。人生で初めて公式チュートリアルを完走したので感じたことを書きます。
前提
自分はデザイナーです。HTML, CSSは書きますがフロントエンドはほとんど分かりません。「npmって便利なの? え、今はyarn? 何が?」くらいのレベルです。
今までは公式のチュートリアルにお世話になったことがなくて、初めて完走した上で「基礎体力が要る」と感じています。
経緯
ふとポートフォリオサイトを作りたいと思い立ち、色々考えているうちにGatsbyJSを使おうと決めました。
今までの自分と同様に「GatsbyJS 始め方」と検索したのですが……。なんだか(体感として)初心者向けの日本語記事が少ないような気がしました。早くも雲行きが怪しくなってきたじゃありませんか。
しかしここで諦めては無念が過ぎる。逆に公式のチュートリアルだったら優しいのでは?と希望を胸にいざアクセス。
公式と個人の記事の違い
冒頭にも書きました通り公式チュートリアルを完走できたのは初めてです。ですからGatsbyのチュートリアルが他と比べて易しいかは分かりません。その前提で読んでください。
おっかなびっくり始めた訳ですが、思ったよりは苦戦しませんでした。
「こういうことが強みだよ」「こういう作りをしているからここから始めようね」レベルで教えてくれたので公式って手厚いな〜!と思えました。
個人の記事では、環境構築などが数行で終わっているパターンも多く、自分のような初心者はそこでも苦戦しがちです。基本を丁寧に教えてくれるのはありがたい……と心に沁みました。
なぜそんな変化が?
そうは言っても、昔は公式リファレンスやチュートリアルは難しくて手が出せない代物でした。
なぜ手が出せないからありがたくて心に沁みるまで印象が変わったのか。おそらくは自分自身の変化が要因で、その中でも特にこの2つだと予想します。
* 分からないなりの経験の増加
* 英語が少し読めるようになった
あまり大したことは言っていませんが……。タイトルにある“理解する基礎体力”はこれらの変化の中でついてきました。
自分自身の変化 1
1つ目の“分からないなりの経験の増加”は、根本は全然理解できていなくてもひとまず触って動かすことはしてきた。という内容です。
エンジニアの方から教えてもらったように書いたら動いた。それをもとにググったら似た問題を解決できた。と、不恰好でも動かす努力はしました。
全然分からない → だから無理、諦めよう
だった姿勢が
全然分からない → もちろんそうなんだけど、どうにか一歩でも前へ……
という根性がついたような気がします。
結果的に、書いてあることが多くてあちこち探せば何かは進められる公式がありがたくなったのかもしれません。
自分自身の変化 2
“英語が少し読めるようになった”はもう……本当に基礎的な話です。
英語だとイマイチ理解できない。だから日本語記事を探す。というのを減らしました。タイムラインで流れてきた英語記事は極力最後まで読み切る。理解が浅くてもひとまず全体を通す。
話すのと書くのは相変わらずひどいもんですが、読むのは社会人になってからマシになりました。
少なくとも“英語だから難しく感じて読まない”状態からは脱せられました。
まとめ
* 完璧に理解しなくても良いから、まずは触って動かしてときどき壊す
* 英語の記事でもツイートでもなんでも良いから読むようにする
上記をやっているうちに基礎体力がついてきて、公式チュートリアルがありがたく感じるようになりました。
公式を読めるようになると理解も早いし困ることも少なくなる……気がしています。
色々書きましたがまだまだ完全に初心者なので、これからも精進していく次第です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます!