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『邪馬台国世界大戦』名鑑01

◎卑弥呼(ひみこ)

いっぱいいる。世界中から出現した。

◎パプア人の呪術者

兎の仮面を被り、鰐に乗って飛行する。

◎横木キヌ(よこぎ・きぬ)

三重県を支配する新興宗教「太平陽(たいへいよう)」の教祖。「天師」と尊称される。

◎横木於菟(よこぎ・おと)

天師の甥にあたる「男弟」。天師の権威と軍事力をもって、県と信者を取りまとめる男。

◎横木登代子(よこぎ・とよこ)

於菟の娘。十三歳。普段は口を利かず、予言のみ話す。

"邪馬台国はどこにあるのだろう。おれは奈良県だと思うが、いろいろな妄想が重なり凝り固まって、世界中に存在したことになった。この世界の都道府県は軍隊を所有し、戦国時代のように争っているようだ。海外も似たようなものだろう。武力で分断された世界は中世やAOMに似ている。邪馬台国を巡って戦争になる。『ヤマタイカ』という漫画でもどえらいことになったが、これはさらにひどい。トンデモないことになる。出現した卑弥呼たちは世界中に散らばり、互いを争わせるだろう。それは歪んだ妄想が生み出した、争いの種なのかもしれない。左だが状況はシリアスだ。"
―――ライナーノーツより

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