◆気がついたらスキをつけていた逆プラ作品まとめ・その19◆
おれだ。さっそく溜まったので今年二回目をやる。初日分だけでも早めにまとめておけばよかったな。今回は二日目以後に撃たれたやつからのピックアップだ。初日に撃たれたやつだけでも相当多くてヤバく、おれのカラテの未熟さがわかってしまうが、自信を持って胸を張り堂々とやれ。よいパルプを読めばよい影響を受けてカラテになるので適度に浴びるとよい。だが読み耽るのにかまけて自分のカラテをおろそかにするな。おれはおれだ。
前回はここだ。急いでざーっとやっただけなので、初日分を再読しておっと思ったのがあったらピックアップするかも知れない。おまえもやれ。
おれの一発目はこれだ。二発目もやらねば。
◆
◆西◆
一発目。オーバー・ザ・ウェスト
玄奘三蔵は幾度も輪廻転生し、西方天竺の極楽世界へ向かおうとしたことはゆうめいだ。死に死に死に死んで死の終わりに暗く、ついに天竺を飛び越えて、海西幽冥の大秦国まで逝ってしまった。ここから西はアトランティスかアメリカか、西王母国か。ROUND 1 FIGHT!
◆副◆
二発目。なりきりアサシン
職業は俳優。副業はアサシン。同じ人物の護衛と暗殺の依頼が同時に舞い込んだ。対象は相棒の俳優、アントニオ・マルティネス。ややこしいことになったが、主人公はそいつに成り代わることに決めたらしい。どちらが本業で副業か、本人か別人か。なりきりに溢れたこの世界で、アントニオかどうかを精確に定義するのは難しいね。ソンケイを信じるんだ。
◆変◆
三発目。できらぁっ!
井伊直弼ならぬ井戸直粥は、宇宙を股にかける中小企業のCEO。なんかわからんが、インガオホーでヤバいことになった。だがおとなしく死を待つ男ではない。ご先祖様の名にかけて、やるしかないぜ!
◆婆◆
四発目。エイジ・オブ・ババアポカリプス
ババアパルプに定評のある人が、世知辛い老人社会パルプを撃ってきた。70過ぎた独居老人へ、宅配弁当を届けるのも70近い老人だ。けれど、配達先の老人は「引っ越していた」。あの世へなのか、それとも? 別の家へ宅配に行った若いバイトは戻ってこない。事件のにおいがする。
◆賭◆
五発目。クールショック・ビューティー
危険なカジノで命賭けが始まり、男はさらりと切り抜ける。相棒のクールなベイブのおかげだ。二人がここへ来た理由は? こいつは涼しい。
◆球◆
六発目。軽くて速いタマが飛ぶ
人類が減りすぎ、銃弾の重さが半分以下に減り、殺傷力がなくなったぶん、世界最速のイクサが代理抗争の手段となった。そう……アレだ。軽いからってナメてはいけない。超常の戦いが今始まる。
◆蟹◆
七発目。ファイト・クラブ
時はまさに世紀末、発展を続ける魔都・上海。上海と言えば蟹だ。巨額のカネが絡む蟹の味噌を、謎の味噌盗り魔から守るため、ジャパンから男がやってくる。こいつは大きなシノギのにおいがする。
◆車◆
八発目。ラスト・トレイン・ホーム
電車ホラーだ。終電に乗って目を覚ましたら、オヒガン逝きの最終列車だったらしい。乗り合わせたやつらも困惑し、恐怖している。運転手はオバケと化しており、止まった駅は……おおコワイ!ウカツに電車に乗れないな。
◆終◆
◆電◆
今は以上だ。また溜まったらやる。
【以上です】
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