【つの版】「忍者と極道」感想・第98話
ドーモ、三宅つのです。月曜昼のタイムラインを騒がせる漫画『忍者と極道』の感想置き場です。面白いので一読をおすすめします。
前回はここです。
当然ネタバレばかりですのでお気をつけ下さい。Twitterに流れる様々な感想ツイートを貼り付けたりもします。スクショ入りのを貼ることもありますが控え目にします。詳細はご自分の目でお確かめ下さい。問題があれば爆破します。覚悟はいいですか? では、お手元のテキストをお開き下さい。
◆刑◆
◆天◆
第98話 X
エーックス!
逝くぜ逝くぜェェェェェェェェ!!!
看護師・嫌慈、いきなりのヘルポン二枚服用!ガムテと同等の戦闘力なら、シノハをも凌駕する戦闘力と成るが……しかし!飛び道具がないならジツの間合い!左虎の凍剣が瞬時に首を切断、無慈悲に肉体を凍らせるッ!なんたる瞬殺!……だが!
な、ナムサン!首を切断しても身体は止まらないッ!ヘルポン一枚ギメでも首が飛んだ後に動けたのなら!二枚ギメならさらにッ!凍結させても切り刻んでも、風船めいて身体を膨らませて突進!これはまさか!
文字通り捨て身の覚悟ッ!右龍が食い止めんと進み出るが、背後の長身の男・叛巻は…ガスマスクをつけているッ!その目は……嗚呼!
アンタの役に立ちてェんだッッ!!!!
回想…それは何時の事か、極道めいた風体ながら看護師免許を取り、善意と希望に目を輝かせた嫌慈…優しい顔の医師・叛巻…そんな彼らが、何故こんなことに…! 首だけで微笑む嫌慈、目を合わせ見守る叛巻……!
疫爆飛
ナムアミダブツ!嫌慈は自ら爆発四散!役に立つため麻薬でぶっ飛び、厄い疫ブツをぶっ飛ばしたッ!それはッ!
ナムサン!嫌慈の血液を浴びた三人が突如失明!彼は自ら保菌者となり、生物兵器ともなる最強の毒細菌……ボツリヌス菌をバラ撒いたのだッ!
神経と筋肉の接合部に作用する毒…実際医薬品ともなるが、筋弛緩・めまい・頭痛・視力低下・四肢麻痺などを引き起こす!ヒトへの経口投与時の致死量は体重1kgあたり1マイクログラム!飛沫感染とはいえ間近で浴びた右龍は即死しかねないが……!?
二枚ギメでの戦闘力向上は、ガムテ級のタツジンでなければ不可能!常人がキメればこうなる!しかしそれを承知での自爆特攻により、嫌慈はさらなる弱体化を忍者三人に与えたのだッ!命と引換えに充分な戦果!
私が叶えるわ
一方、孔富と艶道が籠るは地下3階、中央制御室!嫌慈の特攻、叛巻の出撃を見送った二人は……!
保菌者となっての自爆特攻での死も、また彼が望んだこと…どれほど壮絶な体験が、彼をそうさせたのか…孔富はそれを肯定し、叶える「優しい」存在なのだ…それがどんなに悲惨な破滅でも、罪なき無数の人間を悲惨な破滅と死に至らしめるテロルであろうとも…! まごうかたなき極道族!
邪悪なれども真剣で真摯、ゆえにカリスマ的に慕われる…極契大壊嘯!
オレに任せて先に行け
叛巻には右龍が!艶道にはシノハが!そして孔富に挑むは左虎!あまりにデバフがバリバリゆえ、ここで忍者の誰かは死にかねぬ……知るかボケェ!「救済なき医師団」編、決戦開始!待て次回!(次週は定期休載です)
NEXT EPISODE
声高に時代はサバイバルだとコメンテーター。
おまけ
コワイ!
【以上です】
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