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朝起きられない理由

僕の寝室にはカーテンがない。

お金がなくて、この1年カーテンは買わずに雨戸を閉め切り真っ暗な寝室で夜を過ごしてきたが、光の重要性に気づいて遂に昨日カーテンを買ってしまった。というのも、光を浴びることによって体内時計がリセットされるという説は聞いたことがあるだろうか。

朝光を浴びずに真っ暗な部屋にいると、自分のずれた体内時計のまま過ごすことになりかねない。つまり、一度夜中まで起きている日が生まれて体内時計がずれ込んだら、気合で短時間睡眠をして目覚ましで起きるか、光に体内時計をリセットされるか、昼まで寝過ごすかの3択になるのだ。そしてこのうち2つ目、体内時計のリセットに光を使うという手法が、当たり前ながら非常にストレスなく朝を迎えるのに役立つのである。今日はそんな話だ。

余談だが、実家にいた頃は節電しなさいということで一晩エアコンを使うのは禁じられていた。加えて起きられずにいると、僕の部屋に親が入ってきて、換気という謎の大義名分を抱えて極寒だろうが強風だろうが窓を全開にするのだ。あれもあって僕は起床に殆どノンストレスで打ち勝った経験がないのではないかとさえ思うが、部屋があたたかければ別に窓から光が入ってくるくらいはなんてことない。それさえも苦痛で、真っ暗な部屋に閉じこもって精神を安定させることもあるが、おそらくそれはコミュニケーション能力や警戒心など精神的な問題によるものだと思う。起きている間に様々な人生経験を積んで自己開示し、人間関係のストレスに対してコーピングを重ねていけば改善できるだろう。まあ、単に夜型なのかもしれないが。

今朝は人並みの時刻に起床するため、雨戸を開けて部屋に光を入れてみた。
プライバシー0だが、生活リズムの終わった人間にそんな呑気な言い訳など通用しない。そして、この家が東側に窓をこさえていたことに改めて気づいた。8時半になると僕の目に太陽ががっつり放射してきたのだ。

あまりにも青空がきれいなのでこちらを思い出してしまった。

流石に一回で8時半に起きられるほど僕も軽傷ではなかったが、二度寝しても10時には起きられた。昨日は全く眠れなくて4時くらいまで何かしていたように思うのだが、自分の限界を超えて寝ることはできないという学説の通り、僕の睡眠はここ数日で足りたのかもしれない。割と体調は悪くない。

これが9時8時となっていけばよいのだが、疲労がたまればノックバックもあると思うし、年末年始の帰省で住環境が変わったりするので、なかなか思い通りにいかないかもしれない。3日で生活リズムは狂わせられるが、治すには2週間くらいかかるという説もある。夜更かしできる理由はいくらでもあるので、この朝日の力を借りながら生活を前倒ししていこうと思う。そしてとりあえず起きている間は何かしているのだ。できるだけ僕がストレスを感じないことで、かつソシャゲやyoutube以外であることが望ましい。僕が予定しているやらねばならぬことにも、できるだけ日中のうちに着手したい。

EYE STRAIN

もうひとつの話題に入るが、僕の睡眠の質は少なからずスクリーンの見過ぎによって低下している。自覚している一方で僕からスクリーンを取ったら何が残るんだという感じなのでなかなかこれは治せないが、人が朝起きられないのは、これによる多大な情報処理とホルモンバランスの乱れ、そして眼精疲労のせいかもしれない。とにかく夜のスクリーンは悪いことだらけだ。

「『たかが疲れ目』と特にケアをせずにそのままの生活を続けていると、目の負担が解消されずに疲労が蓄積されていきます。そのままにしておくと、頭痛、肩凝り、イライラ、集中力の低下、不眠、軽いうつ状態など、複合的な症状も出てくる『眼精疲労』の状態に進行します。『眼精疲労』まで進むと、なかなかセルフケアでは治りにくいこともあるので、早めの段階でケアすることが大切です」

肩こり、集中力の低下、不眠、軽い鬱。僕にあてはまるもののなんと多いことだろう。オフラインでできることがあまりにも少ない、僕の性格ではできることが増えないというのも結構まずいような気がするが、なんにしても画面は一日中見っぱなしであるため目のケアは欠かせなくなってくるだろう。

僕のストレスが目のケアで何%軽減されるかはちょっとわからないが、一応こんなものを使っている。ベンチャーにいた時に後輩におすすめされて適当に買った中華製の電熱式アイマスクだ。寝る前に10分から1時間であたためる時間を設定できる。熱さも5段階あり、僕は強めで使っている。

目薬も良い悪いがあるかはわからないが、強い刺激よりは長く使えるものをということで清涼感があまりないものにした。毛様体筋をほぐす成分とビタミンB6が最大濃度で配合されているので、普段使いのほか寝る前にさしてもいいかもしれない。とりあえず、薬局が推していたので多分間違いない。

あとは単純に僕の住んでいる地域で面白そうな仕事を見つけたりしてオフラインでできる作業を増やすのがいい気がするが、ともかく僕の睡眠の質はスクリーンによって低下している可能性を考えたほうがいい。寝具を良くするのも睡眠改善の一手だが、今はそもそもの働き方が見直せる時期でもあるので、色々とチャレンジして僕なりに健康になれるよう頑張ろうと思う。

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