見出し画像

経済に恐怖する僕のこれまでとこれから

今僕の気になっているモノ、つまり「お金って本質的にどうやって稼ぐんだろう」とか、「仕事ってそもそもどうやって生まれてどうやって作られるんだろう」とか、「信頼ってどうやって今の自分から形成可能なんだろう」とか、「仕事を何か軸をもって続けられるんだろう」とかいう疑問だが、これは一言でいうと「経済」「事業展開」だということが最近判明した。

youtubeばっかり見ているとこういう潜在的な探し物が見つかるので結局時間を使ってしまうんだよな。なんて思う。

経済、に対する恐怖感があった。恐怖というのは何もわからない、未知、無知から来る。なんだかスーツ着たおっさんが怖い。怒られるのが怖い。自分の頭の追いつかない論理性で問い詰められるのが怖い。雇われて給料ももらっているのになぜか自分のことのように喜べない。こういった恐怖感は自分自身が憧れている「できるサラリーマンあるいはできる仕事人」になるために立ち向かわなければならないものなのだが、研究していた時も一社目に金星的に内定し勤めていた時も、なんだか分不相応な場所にいさせてもらってるなあという感じがしてずっと途中から居心地が良くなかった。

https://youtu.be/lhHkSzINZt0?si=G8aWEi8Zem-glgPZ

元DeNAの人材育成責任者の坂井氏の動画を昨日今日で食い入るように見ているのだが、なんだかこの気鋭の感じを見ていると自分がITベンチャーにいて今と同じキーボードを四谷のワンルームから叩いていた3年前をふと思い出して懐かしくなる。そして、やっぱり憧れるけど労働アレルギーがまだあるな、と思う。僕は先天性の不安障害なので、それを乗り越えて普通のふりをしてみても折に触れて繊細で典型的なZ世代だと誤解されてしまうことがよくある。どうしようもないのだが、もうそろそろ我々の世代がメインストリームに否が応でもなってくるので、こういう言語化能力に優れた人が今の解像度で世直ししてくれるのは本当にありがたい。僕も悪いけど僕も悪くないとこあるしお前らも悪いとこあるだろ、と常日頃から思っているので(それが傲慢だとしても僕の神経系の不備からくる歪んだ主観だとしても)事実として同じような感想を現実に抱いてくれる人がいるということは、何か僕も間違っていなかったんじゃないかというような気持ちになる。今はというか今後もどうなるか分からないが、我ながら現実を全然変える力がない中で僭越ながら仲間意識を持たせて頂いている。

僕とそろそろ年が近いと言わざるを得ないが、30代前半くらいのTBSのアナウンサーが坂井さんの話を本気で聞いて、何か思い当たる節があるかのように真摯に苦い顔をして受け止めているのを見ていると、なんだ僕とリアクション変わんないじゃないか、と思って、ほとんど収入もないのに自分もここまで理解できることが増えたのか、なんて勝手に嬉しくなってしまった。

タイトルに戻るが(といいつつ書き終えてからタイトルは書き換えたほうがいいなと思って変えてしまった)、この自分の中のもやもやを勝手にコンテンツが解消してくれるいい時代になったなと思う。何がわからないのか、何に興味があるのかをそこまで言語化しなくてもコンテンツに辿り着けるのはひとえにアルゴリズムとそこまでをお膳立てしてくれた人々のおかげなのだが、この年になって探している内容がここまで現実味を帯びてくると、もはやネットサーフィンではなく本屋に来ているのとさして変わらないような気もする。

目下の目標は経済とは何かを自分の言葉で嚙み砕くこと、そして金を稼ぐとは何かを理解し、自分の身体を使って泥臭く現実で証明することである。もちろんメンタルが健康なら…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?