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コミュニケーションセミナー

先日は、寺田有希さんと鴨頭嘉人さんの特別講座を拝見しました。

お二人の出版記念の特別対談で、それぞれの本の内容プラスアルファのことが伝えられました。

対峙力のレビューについては、こちらにまとめています。

コミュケーションを取る際には、呼吸を意識する。呼吸がわかれば、話の間合いがわかり、円滑に進む。

人それぞれで言葉の解像度が違う。例えば、絵画を見て感情が溢れる人、音楽を聴いて感情が溢れる人、文字を読んで感情が溢れる人、それぞれ言葉の解像度が違う。感情が溢れるポイントが違う。

言葉は想像の源であり、言葉を使わないと考えない。そして、言葉を知らないと怖い。言葉にできないものがあると耐えなければならなく、辛い。ピンクの象と言われれば、想像するが、自主的には想像しない。言葉がないと考えない。言い換えによって、意味が変わってくる。例えば、ADHD→多動力など。病気が武器に変わった。そこで大事なことが、相手の声にならない声を聞く。難しいが聞いてもらった側は救われる。

オンライン等で距離感がある場合は、表情筋を意識する。言葉では嘘をつけるが、筋肉は自然と動いてしまうので、ごまかせない。かといって、それを勉強すると囚われてしまい、自然なコミュニケーションは難しくなってします。音の要素も意識し、「うん」「う〜ん」「あ!」などで感情や理解を読み解く。

自己紹介は自分をアピールするのではなく、他人の情報を集めることに徹底する。例えば、緊張していた人には、「緊張しますよね」と声をかけることができる。

これからは動画の普及により、社員と会社の雇用のミスマッチを防ぐ。社長のYou Tubeで社長や会社の方針がわかる。SNSで言葉を可視化し、自分に合う人を探していくことになるだろう。

専門領域以外の話は丸呑みする。専門家の方が圧倒的に情報量が多く、調べているので、それを信じて、なるべく自分の持論は言わない。受け入れる。

相手を褒めるときは、外見ではなく、相手のしてきたことを褒める。外見は褒めたとしてもコンプレックスを抱えている可能性がある。それよりも行動に感謝の気持ちを伝える。

対峙力は方法論ではないので、ファーストステップ向けの本である。


これらのことを学びました。ここに書いたのは、ほんの一部で有意義な対談でした。

会社のホームページで企業研究をし、就職転職活動をしていると思いますが、YouTubeなどのSNSで等身大の話を聞いて、企業や社長を選んでいく世の中になると思います。ホームページは、大抵かしこまっているので。実際に、社長がYouTubeをやっていたら、応募者も増えそうですね。求職者からすると、親近感がありますもんね。

僕はこれから行政書士という士業、専門家になるということで、他人の話を聞くことがこれからもっと増えます。その際に、相手の声にならない声を聞くことを意識し、寄り添いながらサポートできるように心がけます。

本のレビューはこちらから。


さらに、気になった方はこちらから。


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