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読書〜対峙力〜

本日は、本の紹介です。

寺田有希さんの「対峙力〜誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術〜」です。


(引用)
対峙力。それは、どんな相手にも物怖じせず、フラットに接する力。人見知りでも、小心者でも、大丈夫!どんな場面でも使えるコミュニケーションの武器、教えます。

めちゃくちゃ良かったです!コミュニケーション術の本とは違い、実体験がまとめられており、自分にすんなり落とし込めます。堅苦しくなく、普通に話しを聞いているかのように柔らかいです。内側と外側の狭間の本です。


特に印象深かったフレーズは、

(引用)
PRでは台本を作らず、頭の中で「言わなくてはいけないポイント」をリスト化し、ゴールは常に念頭に置き、言ったことをどんどんチェックしていく。順番が決まっていなく、また誰が言ってもいいから気軽に考えられる。
(引用)
自己紹介では自分のことよりも相手に集中する。そして、相手のことをなるべく名前で呼ぶ。自分の名前を覚えてくれているとで距離感が一気に縮まる。
(引用)
打ち合わせでは、目的と役割を共有することで、安心感が生まれる。ただし、本番で実際に話す内容までは確認しない。話してしまうと、リアクションの再現をしても、薄くなる。
(引用)
自分にとって未知の分野の話については、自分のレベルを素直に言う。相手もどれだけの知識があるかわかるので、話しやすくなる。知らないことは「知らない」と言えた方が、お互いにラクに会話できる。専門家レベルの知識を蓄える必要はなく、相手のことを最低限調べておくだけでよい。
(引用)
褒める時は、生まれ持ったものより、その人が努力して身につけてきたものを褒める。特に、「自分が相手にしてもらって嬉しかったこと」を伝える。
(引用)
時間切れの際には、相手に「事情」と「次の機会」を伝える。相手に不快な思いをさせたり、場の空気を盛り下げたりすることを極力防げる。
(引用)
褒められたら、ありがたく受け入れて、感謝の言葉で返す。褒めてもらったことを認める習慣を持つと、自信がついてくる。
(引用)
雑談の中で自分の夢を無邪気に楽しく話す。印象がつき、どこかでご縁がめぐってくる可能性が高くなる。
(引用)
誰かのすごいところを、あなたが持たなければいけないわけではない。Mustに対して、Canをたくさんしていくことで、Willへの道がつながっている。

です。


この理由づけや具体的なエピソードについては、実際に本を手に取ってみてください。ほんとに読みやすいです。
また他にも印象に残ることはたくさんありました。


以下は感想です。

特に初対面の人に名前呼ばれるの、嬉しいですよね!いざ名前を呼ぼうにも記憶が曖昧になり、間違ったら失礼と思ってしまい、なかなか呼べません。それも自己紹介で相手の話に集中すれば避けられますよね。併せて、特徴やPR点など関連付けてメモしておけば、より覚えられるでしょう。名前を呼ぶことで、話も振りやすいですし。呼ぶ方も呼ばれる方も緊張が和らぎます。

自己紹介では自分をどう表現するかで相手はそっちのけでしたが、相手の話に集中し、そのあとの会話でコミュニケーション取ればいいんですよね!緊張している様子だったら、「緊張しますよね」で声は掛けることができますし。共通点や相違点を見つけ、そこから会話の糸口にもできます。自己紹介よりもその後の会話を有意義にするための準備である。

会議や電話などの対応で台本を作りますが、いざイレギュラーが起きた際に臨機応変に対応ができなくなることもありますが、台本ではなく、チェックリストがあればそれも回避できますね!事前準備はほどほどにして、目的だけは押さえる。会話も仕事のTo Doリストを頭の中で作成すれば、円滑に動く。

イベントを主催しているので、タイムキーパーの役割がありますが、次の機会を伝えるって大事ですよね!曲を急遽削ったり、早めたりする際には、きちんと次の機会を伝えないと、不満が生まれますよね。仕方のないことだとしても。

自分では気付けなかったポイントに気付くことができました。薄ら高じゃないのかなと思っていたことも、言語化されており、再確認でき、すっきりしました。

明るい笑顔は大切ですね!親しみやすさを大事にしていきます!


以下の方に、この本をおすすめします。

・話せるが、会話が苦手

・司会(進行)役

・初対面で緊張する



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